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怖すぎて泣いた「懐かしの最恐ホラーゲーム」7選。リメイク&新作情報にも注目

●かまいたちの夜

スーパーファミコン/チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)
かまいたちの夜×3

シリーズ完結編の移植版『かまいたちの夜×3』公式サイト

 部屋を暗くしてヘッドホンをつけて遊ぶと怖さ倍増! と口コミで広がり、スマッシュヒットした『弟切草』(1992年)。それに続くサウンドノベル第2弾が『かまいたちの夜』(1994年)です。推理作家の我孫子武丸さんがシナリオを担当した本格ミステリーでありつつ、『弟切草』のホラー色も引き継いでいます。 「こんや、12じ、だれかがしぬ」という衝撃メッセージといい、ストーリー後半の戦慄展開といい、まだホラーゲームが少なかった時代、本気で震え上がったものです。人物がシルエットのグラフィックも想像力を掻き立てました。  9月19日にはシリーズ3作目『かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相』(2006年)の移植版が発売予定(Nintendo Switch、PS4、Steam)。『1』『2』のメインストーリーも収録されています。ドット風フォントへの切り替え機能、ゲーム内の楽曲70曲以上を収録したサウンドプレイヤーなどが追加要素。

●バイオハザード

PS1/カプコン  1996年にPS1で発売された、言わずと知れたサバイバルホラーの金字塔『バイオハザード』。ラクーンシティ警察の特殊部隊「S.T.A.R.S.」メンバーが、大量のゾンビが徘徊する洋館を捜索する……。怖くて最初の食堂からしばらく出られなかったという人も多いのではないでしょうか。窓から飛び込んでくるゾンビ犬にも心臓が止まりそうになりました。  近年はシリーズのフルリメイク『RE』を展開中。2023年3月には『バイオハザード RE:4』がヒットしています。

●夕闇通り探検隊

PS1/スパイク(現スパイク・チュンソフト)  1999年にPS1で発売された、知る人ぞ知るホラーアドベンチャーが『夕闇通り探検隊』。ヒューマンのホラーアドベンチャー『トワイライトシンドローム 探索編・究明編』(1996年)の一部スタッフが手掛けています。  東京都日野市がモデルとなった舞台の陽見市は、商店街や公団、線路、工場……と懐かしくも変わりゆく風景がリアルに再現されています。また中学生特有の感情の揺れや心の闇も、生々しいセリフまわしで丁寧に表現され、そこが名作と呼ばれる所以となっています。  発売当時はヒットとはいかず、その後も移植版やリメイクもなく、ソフト・攻略本ともに超プレミア化。Netflixあたりで映像作品として復活、なんてパターンもありだと思うのですが……。
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CMが怖すぎて伝説となったホラーゲーム
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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