銀座の複合型施設に“都会のオアシス”誕生。柔らかな蒸気と91℃のサウナ室、16℃の水風呂でサ活を嗜む!【ミスSPA!2023 萌花/ベストサウナvol.34】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第34回は『91°SAUNA』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 萌花ちゃん
’01年、神奈川県生まれ。T160 B80 W60 H85。「美少女mining 2022」にて一般成人部門1位を獲得。公式X、インスタ(@14moeka_)
大人の街・銀座のど真ん中に、都会のオアシスのようなサウナが誕生した。今年5月15日にオープンした91°SAUNA(ナインティワン・サウナ)は、和食やイタリアンなどの高級レストランを含む複合型施設SALON 91°の中にある。11階がプライベートサウナ、12階がパブリックサウナと、好みに合わせたサ活を楽しむことができるのがウリだ。
まず12階はワンフロアを使用した大空間サウナ。店名の通りに91℃が基本の温度設定で、天井が高く開放的なパブリックサウナながら、METOS社の巨大なikiストーブに向けて、15分おきにオートロウリュが注がれるので、柔らかな蒸気で常に空間が満たされている。いつしか、汗がだくだくと流れ落ちていた。火照った体を冷やす水風呂はサウナ室のすぐ隣にある。大の字に手足を伸ばせる広さがあり、16℃のキリッとした冷たさで全身を引き締めてくれて心地いい。そのまま水風呂横のととのい椅子に腰掛ければ、裸のまま銀座で風を浴びる気持ちのよいひとときが過ごせるだろう。
このようにコンパクトながら申し分のない設備と、優れた動線を誇る91°SAUNAだが、この施設の真の魅力は屋上にある。バスタオルとともに貸し出されるポンチョを羽織って、外階段を上った先には、銀座の街を一望する絶景が広がっていた。その高さは地上約56m。周囲に遮るものがないので空がとても近く、都会の中心とは思えないほど静かでゆっくりとした時間が流れていた。日中と夜で街の景色は表情をがらりと変えるので、ぜひどちらの時間帯も味わってみてもらいたい。
11階のプライベートサウナは3室用意されており、ストーブはHelo社のHimarayaを使用。セルフロウリュ可能で、全室に水風呂が備えられているので自分だけの贅沢なサウナ空間を堪能できる。水風呂の形状や外気浴スペースの有無など、部屋ごとに雰囲気が違うので、好みの部屋を探すのも楽しい。
サウナ後は、同ビル内にある飲食店でくつろぐもよし、はたまた銀座の街へと繰り出すのもいいだろう。ちょっぴり堅苦しい銀座の街で、91°SAUNAは木の温もりに触れながら、本来の自分を取り戻せる場所。まさに、都会の中にある静寂の隠れ家といえるだろう。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
銀座を嗜むオトコの隠れ家
91℃に保たれたサウナ室を出たら、銀座を見下ろす屋上で休息を!
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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