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【中国大人気番組・開心小鳥】日本のバラエティをパクリすぎ

開心小鳥 中国で世界的人気を誇るモバイルゲームをモチーフにしたある番組が大人気だという。四川省のテレビ局「四川衛視」が放送している『開心小鳥』という番組がそれだ。早速、その人気の秘密に迫るべく、視聴してみたが……。

 同番組のホームページを見ると、「一世風靡している『AngryBird(アングリーバード)』をモチーフにした」と宣言してあった。アングリーバードとは、フィンランドの企業が開発したモバイルゲームで、公開された2009年以降、iPhoneやAndroid端末を中心に、8億回以上のダウンロードを記録している。ちなみにアングリーバードは中国語で「憤怒的小鳥」と翻訳されており、一方、番組名の「開心小鳥」はハッピーバードという意味となる。

 放送開始時間は土曜日の午後10時半、テレビのチャンネルを四川衛視にあわせる。すると番組開始早々、ずんぐりとしたウィンドブレーカーのような衣装をまとい、さらに両手にはグローブという奇妙な出で立ちの男性ゲストが登場。司会者によると彼は四川省で活躍する地方タレントらしい。 男性ゲストが一通りの挨拶を終えると「3、2、1」というカウントダウンが始まった。そして「GO!」の合図とともに、彼はいきなり駆け出すと、トランポリンで勢い良くジャンプし、前面の壁に大の字で張り付いたのだった。

【画像】はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=203005

あれ?どこかで見たことのある番組だぞ

 え。まさか……? これは、まぎれもなくTBSが昨年まで放送していた『関口宏の東京フレンドパークII』のウォールクラッシュである! 一体どこがアングリーバードなのか釈然としない気分でいると、次に登場した女性ゲストは、アングリーバードの着ぐるみを着ていたのだった。

「著作権使用料は払っているのだろうか」などと老婆心ながら考えていると、ゲームがいきなりスタートした。そのゲームとは、 上から落下してくるボールを、カゴで受け止めるというもの。これはフジテレビの番組『VS嵐』のピンボールランナーに酷似しているではないか……。

 番組ではその後も、TBSの『筋肉番付」やテレビ朝日の『「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!』(ともに番組終了)を彷彿とさせるゲームやシーンが続出していた。

 結局、最後まで1時間見てみたものの、モチーフにしたというアングリーバードとはほとんど関係のない、ただのパクリ番組だと判明。 四川省だからなのか、ステージの脇で踊り続けるパンダが妙に腹立たしいのであった……。

【取材・文・写真/ドラゴンガジェット編集部
ガジェット好きのライターや編集者、中国在住のジャーナリストが中心メンバーとなり、2012年1月から活動を開始。東京と深セン、広州を拠点に、最新の話題をお届けする。




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