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タイのアンドロイド製「iPhone7」が完コピすぎ。注目のAirPodsも付属品に!?

サイドに貼ってあるグリーンテープは傷防止のため

サイドに貼ってあるグリーンテープは傷防止のため

 ついにコピー製品はここまで進化したのか……。なんとiPhone7の“スーパーコピー”がタイで堂々と売られていた。筐体だけではなく、中身までほぼ“完コピ”。一見、ニセモノだと気づかないシロモノなのだ。

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1239534

 売っている場所は、バンコク最大のショッピングエリア、サイアム駅からほど近いマーブンクロンセンター、通称“MBK”。

カオスなアジアを象徴するMBKのガジェット階

カオスなアジアを象徴するMBKのガジェット階

 ここはファッションから電化製品まであらゆる製品が売られている一大ショッピングエリアではあるが、そのほとんどが“いかがわしい”モノばかり。どこで作られたのかわからないコピー製品が当たり前のように売られ、購入側もそれを知った上で購入するため、コピー製品のデパートと言うのが正しいかもしれない。ただし、本物のiPhoneの中古品販売や修理などにも対応し、正規品が壊れた場合でも、こちらに持ち込む人も少なくない。過去にiPhoneの電池交換で訪れた際は、確か500~600バーツ(約1500~1800円)で済んだこともある。また、iPhoneの正規品を扱うタイの通信大手企業の支店がコピー専門店と隣接するなど、玉石混交するタイのカオスぶりを象徴する場所とも言えるだろう。

正規品の中古や修理なども受けつけている

正規品の中古や修理なども受けつけている

 先日、たまたま古いiPhoneを引き取ってもらおうと足を運んだときに、そのショップを見つけた。ショーケースを覗くと、新品のiPhone 6 Plusとおぼしきものが6500バーツ。日本円にすれば、2万円前後といったところ。ありえない。カウンターに立っていたインド人の女性店員に「これってiPhone 6 Plus?」と聞くと、女性は「7 Plusよ」と自信満々に返答する。

 タイでも発売されたばかりのiPhone 7 Plusがそんな価格で売られている? 女性は「これは韓国製のスーパーコピー。見た目は完全にiPhoneよ。だけど、ちょっと違うの」と説明し、Androidで作ったiPhoneのコピーだと説明をはじめた。わけがわからない。とりあえず触らせてもらうと、トップ画面から操作、カメラに至るまで完全にiPhone、そしてiOSそのもの。言語選択に日本語はなかったが、ここまで完全復元されているとは驚きを隠せない。女性スタッフは「AppleのIDは使えないし、パソコンにつなげてもiTunesは立ち上がらないわ」とのこと。女性は4000バーツまで値下げしてきたが、その日は丁重に断り、そのままMBKを後にした。

ディスプレイに並んでいたiPhone 7 PlusとiPhone 7のコピー製品

ディスプレイに並んでいたiPhone 7 PlusとiPhone 7のコピー製品

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どうしても気になるAndroidのiPhone。後日再訪すると…

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