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“世界一売れた”アディダスのスニーカーなのに「疲れる」「膝が痛い」納得の理由

歩けるランニングシューズベースならパトリック

長距離を歩いても疲れないスニーカーが欲しいなら、ベースがランニングシューズのものを選びましょう。レトロなモデルでも、どんなメーカーでも「前だけに進む、クッション重視」だからです。理想的な「とにかくラク」であるには、ランニングシューズにかなうスニーカーはありません。つまずかないようにつまさきも反り上がっています。
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パトリック「ネバダ・ウォータープルーフ」。2万3100円。写真は公式HPより

その点、パトリックの「ネバダ・ウォータープルーフ」は理想的です。パトリックはどのモデルもフランスのメーカーらしく、ドレッシーなフォルムが特徴。1メートルも離れると、革靴と見分けがつきません。履きならす必要もなく、雨もはじく天然革で、本来はフルマラソンも走れる靴です。フランスのメーカーでありながら、クオリティ重視ですべてのモデルが日本製というのも安心できます。 ブランドマークも目立たず、親指や小指が当たりそうなところにも余計なパーツがないので、つま先に血豆ができる心配もありません。底はクッション性と軽さに特化したスポンジ底。摩耗にも強く、ヒールが減ってもリペアが可能でとにかく長持ちします。 ビジネススタイルでも品よく見える、歩いても疲れない、軽量でつまずくこともないといった「スニーカーの理想像」を体現したモデルです。加えて靴クリームでメンテナンスを続けると、革靴にも引けを取らない高級感のあるたたずまいになります。 スニーカーは「ふかふかで、クッションもいい」というイメージがありますが、そもそも、「スニーカー」というくくりが雑すぎます。サッカー用のスパイクで歩いたり、つるつるのボーリング用シューズで歩く方はいないでしょう。それぞれの競技にはそれぞれの動きに特化した靴があります。スニーカー選びで迷ったら、ショップの方に「このスニーカーはもともと、なんのスポーツ用ですか?」と尋ねるのが一番確実。テニスやバスケ用なら、歩くのではなくおしゃれを楽しむもの。ランニング用なら歩くもの。外見も大事ですが、本来の目的から外れないようにすると靴選びのハズレが少なくなります。 <文/シューフィッターこまつ>
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた

予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた 予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』(扶桑社)

マツコ・デラックスの猫背をインソールで見事に一発矯正したことで話題に

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