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HKT48・松岡はなって最高かよ! その”意志”継ぐ期待のメンバーも

●「最高かよ」までの流れも“最高かよ”

最高かよ

最高かよ

アンコール1曲目は、オーディションで歌唱した前田敦子のソロデビュー作「Flower」を涙ながらに歌唱。曲終わりには「HKT48に入って9年が経ち、あっという間にこの日が来てしまいました。正直とっても寂しいです」と気持ちを吐露。ステージスタッフ、マネジメントスタッフ、メイクや衣装スタッフ、家族、メンバー、同期の今村麻莉愛、指原莉乃、そしてファンに向けて感謝の気持ちを語った。その後、メンバーが登場し、「遠くにいても」を披露。メンバーからの松岡へのメッセージをはさみ、「桜、みんなで食べた」でアンコールをしめた。 しかし、ここで一つの疑念が。タイトルにも入っている松岡の初シングルセンター曲「最高かよ」が披露されていない……。そんな会場の思いを遮るように映像が会場内に流流れ始める。どうやら松岡がコンサートを終え、楽屋に入っていくのだがスタッフに「今の気持ちを一言で表すなら」と問われ、「最高ですね。本当に“最高かよ”でした」とコメントすると「大事なこと忘れている」とメンバーが乱入。ダブルアンコールを促す展開に。寸劇調に進んだやり取りが終わると松岡とメンバーがステージに登場。「松岡はなって?」という問いに会場もMAXボリュームの「最高かよ」で応えた。曲終わりには松岡が「今日来てくれたみんなって」と問いかけると再度「最高かよ」とファンが答えていた。   そして、最後は「皆さん、本当に本当に9年間幸せでした。ありがとうございました。皆さん、最高かよ~。以上、松岡はなでした」と大きな声で締めくくった。最後までユーモアを交えながら本当に最高のステージを築き上げ、彼女は卒業していった。

●今後、注目してみたいメンバー

HKT48

松岡はなに思いを伝える渋井美奈

センター経験があるベテランメンバーが抜けることは、HKT48にも大きな出来事だと思うが、そんなコンサートで気になったメンバーもいた。アンコールで松岡に対するメッセージを読み上げた一人・渋井美奈だ。渋井は松岡がきっかけでアイドルを目指したというほどの元ファンで、涙ながらに「はなさんは私が小学生で眼鏡もかけていて、推しって言葉もよく知らなかったときに“一番可愛い”“一番大好き”ってなった人です。はなさんがHKT48として、このステージに立ってキラキラした笑顔でパフォーマンスをしていたから、美奈は今こんなにもHKTのことが好きになったし、アイドルって楽しそうだなって思ったし、今の私がいるのは、はなさんのおかげです」と愛を大爆発させていた。その後も「世界で一番大好きです」「(はなさんに)近づけるように一生懸命頑張ります」「(松岡がいないと)私はどう元気をチャージすればいいのかと悲しくなるので、2週間に1回は自撮りを送ってください。笑い声も好きなのでボイスメッセージもよろしくお願いします」「来世で生まれ変わったはなさんに会っても絶対に好きになる自信があります」と溢れんばかりの気持ちを松岡に伝えていた。  
渋井美奈

渋井美奈

渋井は17thシングル『バケツを被れ!』、松岡はなが参加したラストシングルでもある18thシングル『僕はやっと君を心配できる』で選抜入り。これからが期待されるメンバーの一人でもある。先日は、渋井の同期で加入当初から注目をされていた最上奈那華が卒業発表をするなど残念な出来事もあった。渋井には、松岡はなが、そうであったように先輩たちの“意志”を継ぎ、常に前を向いてHKT48を支えるメンバーへ成長していくことを期待したい。 取材・文・撮影/八木康晴(本誌) 【セットリスト】 Overture(HKT48 ver.) 1、永遠プレッシャー 2、言い訳Maybe 3、メロンジュース 4、ここがロドスだ、ここで跳べ! 5、クロス 6、ラッパ練習中 7、走れ!ペンギン 8、今、Happy 9、ハッピーエンド 10、仮想恋愛 11、誰のことを一番 愛してる 12、てもでもの涙 13、蜂の巣ダンス 14、法定速度と優越感 15、空耳ロック 16、女の子だもん、走らなきゃ! 17、必然的恋人 18、Make noise 19、意志 20、大人列車 21、ハイテンション 22、早送りカレンダー 23、12秒 24、キスは待つしかないのでしょうか? ・アンコール 1、Flower 2、遠くにいても 3、桜、みんなで食べた ・ダブルアンコール 1、最高かよ
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