聴覚障がいを抱えながら1人で“世界80か国以上”旅する女性。旅先で感じた「聞こえないメリット」とは
日本で毎日18時間働いてお金を貯めた
度々困難な目に直面しながらも2017年から現在まで旅を続けている彼女。一体どこからその資金を調達しているのか。
「いまは旅に集中しているため仕事はしてませんが、日本では海外に行くために朝から昼までお弁当屋で働いてから夜から明朝までダイニングバーで働いていたことも。毎日18時間コツコツ働いた貯金で旅を続けています」
そんな彼女の1か月の生活費は10万円以下だというから驚きだ。
「私はかなり節約してるので、ヨーロッパを周遊した時でも宿泊費、交通費、観光費、食費など全部込みで一ヶ月に10万円以下に抑えていました。
時にはその場で出会った現地人に無料で泊めてくれとお願いすることもありますね。もちろん泊めてくれたお礼にご飯を作ってあげたり、プレゼントをあげたりします」
困難を抱える人を元気づける存在になりたい
日本で働いた貯金を切り崩しながら、危険なエリアにも物怖じすることなく果敢に挑み続けるぴょん氏。彼女の価値観は世界を旅することによって大きく変わったそうだ。
「日本では障がい者というと、働けないところがすごく多くてまだまだ偏見もあるように感じます。ですがどこの国も日本と比べると、障がいに対する偏見が少ない。
特にカナダへワーキングホリデーに行った際、直属のカナディアンの上司に『俺も目が悪いから同じ仲間だよ〜』って言われた時は驚きましたね。
障がいをポジティブな視点で見てくれたことがすごくありがたかったです。旅の中で日本では出会えなかった価値観を持った人々に出会うことによって、障がいに対する私の価値観も徐々に変わっていき、その変化が私の旅の原動力に繋がっています」
「これからは、Instagramの投稿を通じてさまざまな困難を抱える人を元気づける存在になりたい」と語るぴょん氏。彼女の勇気をもたらす冒険に今後も期待したい。
取材・文/時弘好香 写真提供/ぴょん
元『週刊SPA!』編集者。出版社で5年間勤務した後退職し、約1年半を海外で過ごす。現在は大手人材派遣会社で広報を担当する傍ら、副業でカフェやバーでの勤務やライター業にも携わる。無類の酒好きで、とりわけ赤ワインに目がない
【関連キーワードから記事を探す】
「アンチは養分です」。炎上しても笑い飛ばし、収益を全額寄付する“建設インフルエンサー”の媚びない強さ
「タダ飯」要求に低評価の報復も…飲食店を悩ませる“自称インフルエンサー”とステマの闇。箱根の高級宿は「絶対に応じない」宣言
テレビで見た“バズってる女性”が元カノだった。10年ぶりの帰郷でわかった驚きの事実
スマホの“おすすめ”が、知らぬ間に我々を洗脳する…ハマりがちな4つのパターン
「現代人は自らネットに洗脳される環境をつくり出している」専門家が指摘する“スマホに洗脳されやすい人”の特徴
この記者は、他にもこんな記事を書いています




