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アパレル関係者は絶対に買わない「セールでお得に見えても避けるべきアイテム」

②福袋を買う客層と普段の顧客層はまるで違う

セールでお得に見えても避けるべきアイテム「でも福袋に粗悪なものを入れたら評判が悪くなるじゃないか」「粗悪な福袋を買った人は2度とお店に来なくなるんじゃないの?」と思い、福袋に良品を入れるだろうと先読みする人もいるでしょう。しかしながら、残念ですがこれも当てはまりません。  福袋を買うお客様は普段来ているお客様とまるで違う層になっています。これは販売をやっている人なら誰でもわかること。「正月のお客様」と「普段のお客様」は明確に違います。

粗悪品を入れて、二度と来なくても痛くも痒くもない

 そもそも普段から買ってくれているお客様であれば、福袋は絶対に買いません。「自分が買ったものと被る可能性がある」から避けるわけです。  なので福袋を買うということは「普段そのショップであまりお買い物をしない人」ということになります。なのでハッキリ言ってしまえば、粗悪品を入れてその人が二度と来なくなったとしてもお店としては痛くも痒くもないのです。
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「大ハズレ」が「ハズレ」になったくらい
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