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「Bluetooth、Wi-Fiの電波はなぜ混線しないのか」いまさら聞けない“スマホとネット”の疑問

静電気を使わない「抵抗膜方式」というしくみも

 タッチパネルには、銀行のATM などで使つかわれている「抵抗膜方式」というしくみもある。  これは、電気を通す2枚の膜がわずかなすき間をあけて張られていて、触れると膜と膜がくっついて、電流が通ったところがわかるというしくみ。  電気を通す必要はないので、ペンや爪などで触っても反応する。  おもちゃなどでもよく利用されていますよ。

イヤホンもマウスもBluetoothだけどWi-Fiとどう違うの?

ギズモード・ジャパンのテック教室

電波はそれぞれ周波数が異なり、Bluetoothは2.4GHz、Wi-Fiは2.4GHzと5GHzなどの周波数帯を使用している (『ギズモード・ジャパンのテック教室』より )

 インターネット回線もイヤホンも、いまやコードレスが当たり前。  BluetoothもWi-Fiも、目に見えない電波でつながっている。  でも、こんなに電波が飛び交っていて混線しないの? 「そもそも電波とは、波として空間を伝わるもので、その電波に音やデジタルデータをのせて無線通信を行っています。  波は光や音にもあって、たとえば赤色と青色の光、『ド』と『ソ』の音というように、波が違うと簡単に見分けることができます。電波の場合は、1秒あたりの波の数『周波数』で見分けをつけているんです」
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なぜ混線しないの?
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