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「Bluetooth、Wi-Fiの電波はなぜ混線しないのか」いまさら聞けない“スマホとネット”の疑問

なぜ混線しないの?

 この周波数は、Hz(ヘルツ)という単位で表示する。  私たちが毎日インターネット接続に利用しているWi-Fiは、2.4GHz(ギガヘルツ)や5GHz(ギガヘルツ)など。イヤホンやマウス、キーボードなどの接続に利用しているBluetoothは2.4GHz(ギガヘルツ)と、異なる周波数帯の電波を使用しているという。 「さらに、それぞれの周波数帯の中で、チャンネルという通信用の道が分けられていて、混線しないように工夫されています。ちなみに、Bluetoothは、2.4GHz帯を79ものチャンネルに分けていて、通信中に使用するチャンネルを切り替える機能を備えています」

2.4GHzの周波数帯は混線しやすいの?

ギズモード・ジャパンのテック教室

※写真はイメージです

 Bluetooth やWi-Fiが利用している2.4GHzの周波数帯は、実は、ほかにもいろいろな機器が使用している。  電子レンジのマイクロ波も同じ周波数帯!  なので、比較的混しやすいのは確か。  Wi-Fiの場合は、5GHz帯を利用することで混線を避けることができる。  また、Bluetooth には、短い間隔で次々に使用するチャンネルを切り替える機能があり、これにより安定した通信ができるように工夫されている。
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