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婦人誌に見る女の40代 目指すは、いつまでも輝く私

婦人誌に見る女の40代 目指すは、いつまでも輝く私♪

 うっかり子供のままに40代に突入してしまうのが男性なら、加齢に対し、女性は懸命に努力し、抗ってみせる。それは、40代を対象とした婦人誌を見るとあまりにも顕著だ。例えば、「ニッポンの40代はもっともっと若くなる!」がキャッチコピーの『STORY』9月号大特集「私が見える、秘密のクローゼット」では、読者のクローゼットをスタイリストが診断。

Tシャツやデニムのカジュアルな服装が多いという読者(40歳)には、「女力が低下していってしまう」と警告。また、中2の娘と一緒に買い物をする読者(43歳)に、「上質素材を投入して、娘と一線を画すことが大人の女性のプライド」と叱咤。娘すらライバルという姿勢に、徹底抗戦の意気込みを見せつつ、若けりゃいいってもんじゃない! という、自己肯定もそこにあるからややこしい。

 また、同誌の姉妹誌である、『美STORY』10月号の大特集は「45歳からの美人ドッグ」。体の中からキレイになろうと、専門家や「美先輩」のアドバイスを掲載。極めつきは、「卵巣きゅん♪&周期どおりの生理回復には、やっぱりときめき!」と、イケメンのインストラクターがいるスクールやヘアサロンを紹介していて。そのあけすけのなさこそが、”おばさん”では!?

 そう、「アラフォー世代は美しさも恋もセックスも手に入れようと貪欲に泳ぎ回っている」(『マリソル』8月号増刊「アラフォー大人恋愛白書」)のである。

 とはいえ、博報堂生活総合研究所が「おばさん年齢の範囲」を調査したところ、おばさん年齢だと集中したのは「40~60歳」。

 いつまでも若くどころか、「いつまでも輝く私」を求め、女の現役続行を表明する女性たちを「おばさん」なんて呼んだら、どうなることか。今、必要なのは、「おばさん」に代わる40代女性の呼称か? いくつになっても、女はめんどくさい、のである。

― 最近の40代は子供っぽ過ぎる!【5】 ―

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