「中二病」男を変身させた!
中学2年生の夏休み、それは人が一番変わるときだという。確かに、映画やアニメでも「中2の夏」は再三、題材になっている。岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』などはその好例だろう。彼らは自ら「変わりたい」と願ったのか、それとも「変わらざる」をえなかったのか? ……うだるような暑さのなか、そんなことを考えていた矢先、むしろ積極的に「変わったほうがいいヤツ」を発見してしまった。編集I(33歳)だ。
「おいおい、いくらスーパークールビズとはいえ黒すぎるだろう。そのなりは上司として見すごせないな!」(筆者)
「“凡愚凡百の黒”じゃねえ! 胸に燻る“漆黒の獣”が降臨っすよ」(編集I)
「わけがわからないよ」(筆者)
といったやりとりの末、孤高の人・編集Iを真っ当な会社員としての「愛されキャラ」に変身させるべく、イメージコンサルタントの桜美月さんのもとへと強制連行した。桜氏は言う。
「自己主張がジャマなんですよ。メガネ、ヒゲといった個性を強めるアイテムを顔に集めると、とっつきにくさが倍増します。“個性的な人”という雰囲気は人を遠ざける一因になります。個性というか小ジャレ感を出したいなら、顔に集中させないで、足元をロールアップにしたり、首元に明るい色の巻き物をプラスして、全体のバランスを意識すべきです」
その結果がこれだ!
編集Iの変身姿は日刊SPA!での限定公開となるが、悪夢の黒坊主から菩薩のような柔和さに大変身を遂げた! 7月19日発売の週刊SPA!7月26日号では、このように「好感度を3秒で上げる[見た目の魔術]講座」を開講している。ぜひ、ほかの変身も見てもらいたい。
文/犬飼孝司(本誌) 撮影/難波雄史(本誌)
【関連キーワードから記事を探す】
30代で更年期障害に。「うつ病が悪化したと思った」と話す男性の症状とは?
「35歳を越えているのに、なぜかモテ始める男性」に実は共通している特徴
年収1000万円以上の人の家賃や女性関係は? 世代別エリートの悲喜こもごも
30代で年収1000万円稼ぐ人たちの共通点。万年ヒラ社員との違いは?
人材業界で働く30歳OLが気づいたこと「どんなに意識が高くても3年で息切れする」
この記者は、他にもこんな記事を書いています