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酔ってペンチを振り回し…今なら警察ザタの体罰エピソード集

桜宮高校の体罰事件など、昨今、教師の行動が問題となっている。だが、そういったニュースを見て「ウチはもっと酷かった!」と思った人も多いのではなかろうか? もはや教育者とは思えぬトンデモ先生たちから受けた衝撃の体験談を集めてみた。 ◆地獄の体罰エピソード  殴る・蹴るだけでは、ただの暴力。ホンモノの体罰教師は、独自の味付けを追求している。 「国語の教師は柔道部の顧問で、居眠りしている生徒を見つけると素早く後ろに回り、クビをキメる。そしてほかの生徒に『3、2、1』とカウントさせて頸動脈を絞め落とすんですよ」(男性・34歳・宮崎県)  もちろん、この教師の授業では寝る者がほとんどいなかったのは言うまでもない。同様に、周りの生徒たちへの訴求力抜群の体罰事例をもう一つ。 「生徒を床に叩きつけながら『人間が車に轢かれると、黄色い脂肪が飛び出るんだよ!』と、意味不明な罵声を浴びせていた先生がいた」(男性・29歳・群馬県)  ほとんど心神耗弱寸前の危険なメンタル状態が窺えるが、アル中教師も負けてはいない。 最凶教師「小学校の頃の担任教師は、いつも酒臭くて、叱るときはいつもペンで頭を叩いてたんですが、一度、寝ぼけてペンチとペンを間違えて振り回し、大惨事になったことがあります」(男性・33歳・埼玉県)  また、体罰の一つに連帯責任なるものが存在するが、これも行きすぎるととんでもないことになる。 「何かあるとすぐに連帯責任として、全員で同じ罰をする先生が小学校の頃にいたんです。ある冬の日、体育の準備が遅いという理由で半袖短パンのまま30分グラウンドで正座させられたことがありました。翌日、クラスの半分近くが風邪で休んじゃいました」(女性・29歳・長野県)  どれも警察沙汰になってもいいはずだが、大事にはならなかったという。教師という商売はつくづく恵まれている。 イラスト/石井匡人 ― 本当にいた[最凶教師]列伝【11】 ―
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