更新日:2015年12月10日 16:08
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貧乏ヤンキーママを学年全員でいじめる…【ママ友カーストの序列】

幼稚園や保育園へ幼子を送り迎えしている女性の姿は、母の誇りに満ちている……と思い込むのは男の勝手らしく、ママ友たちの間では、信じられないような序列がつくられ、実はドロドロの人間関係が渦巻いているようだ。

貧乏ヤンキーママを学年全員でいじめるも当の本人はどこ吹く風

「家庭の経済状況は、ママ友カーストの序列を決めるうえで最も大きな要素となる。T家は典型的な低所得家庭で夫妻は18歳でデキちゃった婚。都内某高級住宅地エリアの都営住宅で暮らしている。夫婦はいつもジャージにサンダル姿で閑静な住宅地を闊歩しており、浮いた存在だ。  同級生の息子を持つKさんは、T家が学年中から総スカンを受けていると話す。 「学年イチおしゃれなYママに子供服のお下がりをねだって『なんでアンタにあげなきゃなんないの?』と即拒否されていました。ボスママのIさんは、『T家がウチの学校の品格を下げている』と教師たちに訴えるほど。確かにみすぼらしい人たちですが、何もそこまでとは思いますね」 旦那が知らない[ママ友カースト]陰湿な生態 親同士の携帯電話で繋がっている連絡網も回されず、Tさんの子供たちは大雨のなか校外学習の集合場所で待ちぼうけになったこともあったという。また、Tパパがリストラされたときは、わずか1日で学年中の噂に……。公園にTパパが子供を連れてきたら、その公園を避けるようにとの通達まであったという。 「T家の人たちって、無邪気なんですよ。だからいじめに気づいていない。『絆』とかプリントされたTシャツ着て、笑顔で寄ってくるんですから(苦笑)」  小馬鹿にするように話すKさんに記者は居心地の悪さを感じざるを得なかった。  勝手にランク付けしているのはカースト内のママたちで、当のTママ自身はどこ吹く風。面倒な組織に属さない人間が、実は一番強いのではないだろうか。 ※写真はイメージです 取材・文/SPA!ママ友カースト問題取材班
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