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人気の欧州ホットハッチは傑作悶絶車【下流自動車評論家のクルマ選び】

アベノミクスの恩恵は、大企業やお金持ちでなければ実感できないものと思っておりましたが、下流自動車評論家にも、しっかりと届いておりました。さらにひょんなことから消費者金融への過払い金を請求したところ、なんと230万円も過払いしていたことが発覚! 弁護士報酬分を差し引いても180万円ほど返金されることになり、私の経済状況は完全にバブル経済状態に。予想外の大金が舞い込んできたことで、気持ちが大きくなり新車を買うことを決意。候補に挙がる話題の欧州スポーツハッチバックの2台、VW ゴルフGTIとルノー・ルーテシアRSを乗り比べてみました!

マリオ高野=文 Text by Mario Takano
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

ルーテシアRS

ゴルフGTIは2リッターターボで220馬力、ルーテシアRSは1.6リッターターボで200馬力。燃費はいずれも大人しく走ればリッター15~16kmを記録。それぞれ大人5人が普通に座れる居住性を持つ

◆過払い金返還で買える!? 人気の欧州ホットハッチは傑作悶絶車!【後編】

⇒【前編】「下流自動車評論家の[過払い金クルマ選び]ゴルフvsルーテシア編」はコチラ http://nikkan-spa.jp/547209

 前編のゴルフGTIに続き、一方のルーテシアRSも、歴代モデルすべて買いたくなったほど期待の一台ですが、これがまたその期待をはるかに越える甘美な味わいにてビックリ仰天! 基本的にすべてが気持ちイイのですが、特にビビったのが高速域での路面追従性の凄まじさで、どんな速度でどんな道を走っても、4つのタイヤが路面から絶対に離れず吸い付き続ける感触が、未曾有の気持ち良さをもたらしてくれるのです。

 高速域の直進安定性が良いなんてのは、イマドキのクルマではもはや当たり前ですが、ルーテシアの安定性はそんな次元ではなく、まさに異次元レベルでの安心感に包まれながら飛ばせるのでありました。この味はスバルの高性能車にも近いものがあり、その意味でも親近感を抱いた次第です。

 新型ルーテシアは、エンジンの排気量が先代モデルよりも小さく、タイヤの幅も細くなっているなど、普通に考えると走行性能はダウンしてもおかしくないのですが、それでもサーキットでのラップタイムは先代よりも速くなりました。今回悶絶した未曽有レベルの路面吸い付き感などは、そうした物理的なマイナスを補うために苦労して煮詰めた成果の一つとのこと。ゴルフGTIと比べるとすべてがソフトな感触で、個人的に垂涎する超合金的な感触はあまり得られない代わりに、味わいに深みのようなものがありました。

 この2台は、いずれも高い完成度を誇りながら、異なる方向性のため、どちらにするか悩みは尽きませんが、それもクルマ選びの醍醐味。かつてない個人的バブルに浸りながら、この悩みを楽しもうと思います!

●ルノー・ルーテシアRS(299万円~)
<300万円未満のクルマとしては宇宙最高の一台>
ミッションはデュアルクラッチ式の6速ATで、制御を過激モードにすると素早い変速が可能に。新型から本国モデルでもMTが選べなくなったが、クルマ全体が良すぎてあまり恋しくならなかった

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=547234

【結論】
ゴルフGTIもルーテシアRSも消費者金融過払い金のすべてを費やす価値のある傑作車であることを確認! 味わいはまったく異質にて悩みは深いが、問題は本当にローンが通るか否か!?

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