更新日:2014年03月13日 09:13
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セレブが最後に追い求めるのは「健康」!?

聞くところによれば、石原慎太郎の孫は通学にタクシーを使って「石原慎太郎にツケといて」と言うらしい。そんな金持ちセレブたちの、庶民感覚とはかけ離れた言動を『セレブ妻になれる人、なれない人』の著者、白河桃子氏に解説してもらった。 ◆セレブが最後に行き着くところは、お金で買えない「健康」でしょう
白河桃子氏

白河桃子氏

 同じお金持ちでも一代で成り上がった人と、代々の人とは違うと思います。後者はお金を持っていることを見せると不利益を被ることをよく知っているので、ひけらかすことはない。服装にもこだわりません。億ションの販売所にも汚い格好で来てみたり。若い営業マンはスルーしたのに上司が飛んできて個室で接待し、その場でポンと買ったりもするようです。  お金の使い方にメリハリがあり、趣味に注ぎ込むことも多いですね。驚いたのが、知人が出演する小唄の発表会に行ったときのこと。名だたる歌舞伎役者がゲスト出演し、素人芸の小唄で踊るんです。いったいいくらかかったんだ、というのもあるけれど、お金だけではムリ。コネが必要ですからね。  コレクターなどは、最終的に集めたものを披露するために、自分の名前がついた美術館をつくって、やっと本当のセレブでしょうか。しかも、子孫の税金対策にもなると考えているところがすごい。  代々受け継ぐという意味では、財産だけでなく名前を継ぐというご家庭もあります。本当の名前以外に、その一族の長としての別名を持っているなんて、セレブならではのしきたりだと思いますね。  彼らにとって一番の関心事は健康でしょう。チベットにいい漢方薬があると聞けばツアーを組んだり、自然治癒力を高めるとか、若返り療法にも興味津々。不老不死じゃないけれど結局、行き着くところはそこなのかもしれません。健康だけはお金で買えないからこそ追い求めるんでしょうね。 【白河桃子氏】 東京都生まれ。少子化ジャーナリスト、作家、婚活アドバイザー。著書『セレブ妻になれる人、なれない人』『跡取り娘の経営学』など ― 私が見た[金持ちセレブ](驚)言行録【7】 ―
セレブ妻になれる人、なれない人

お金持ちマダムたちが優雅に教える、年収1000万円以上の男性と結婚できる人のオキテ

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