なでしこライターが選ぶ「五輪予選・驚愕事件簿(3)」 in中国
2012年のロンドン五輪出場権を獲得した「なでしこジャパン」。『世界一のあきらめない心~なでしこジャパン栄光への軌跡』(小学館刊)の著者で、今回の五輪予選も現地取材に当たったサッカージャーナリストの江橋よしのりさんに、中国五輪予選での報道されない、驚くべき舞台裏を聞いた。
●スタジアムでの「中国流“厳戒チェック”」
スタジアムの記者席入り口には物々しい金属探知機のゲートがしつらえていたという。
「あまりの物々しさに驚いたんですが、記者はパソコンやカメラ、携帯電話を持っているので結果、全員鳴ってるんですよ。しかし、なぜかお咎めなしなんで、みんなスルーする始末。日によっては『カバンを開けろ』と言われることもありましたが、その基準が全く分からない。前回はOKだったのに『ライターを持ち込むな、ここで出せ』と突然言われることもありました。でも、ゲートの奥を見るとタバコをプカプカ吸っている記者がいる。おかしいなぁ、と思いつつ、ライターを係員の横に置いて、ゲートをくぐり、何食わぬ顔で置いたライターを取ったら、係員の誰もそれを咎めないんですよ(笑)」
既成事実化したチェック体制は中国らしいとも言えるが……。
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『世界一のあきらめない心: なでしこジャパン栄光への軌跡』 苦節8年なでしこライター、渾身の書
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