なでしこライターが選ぶ「五輪予選・驚愕事件簿(5)」 in中国
2012年のロンドン五輪出場権を獲得した「なでしこジャパン」。『世界一のあきらめない心~なでしこジャパン栄光への軌跡』(小学館刊)の著者で、今回の五輪予選も現地取材に当たったサッカージャーナリストの江橋よしのりさんに、中国五輪予選での報道されない、驚くべき舞台裏を聞いた。
●北朝鮮監督の勇ましすぎる記者会見
試合前、日本人記者が北朝鮮の監督になでしこの印象を聞くと、『日本は確かにW杯を獲ったかもしれないが、思想の面では我々のほうが上回っている』と言われ、面食ったという。
「別の記者が『五輪の出場権獲得を母国にどう報告しますか?』と聞いた時も『我々は日本に勝てなかったことを、偉大なる将軍様に謝罪しなければならない!』と言うと、首から下げていたお守りを突然取り出したんです。カメラの前にそれを掲げると『この中には金日成前主席が産まれた宮殿 の砂が入っている! この砂を選手全員が身につけて、“主席の兵隊”として戦ったのだ!』と熱弁を振いだしました。記者会見場が不思議な空気に包まれましたねぇ……」
今大会最大のダークホースだった北朝鮮、実力もさることながら、不気味さも健在だったのだ。
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『世界一のあきらめない心: なでしこジャパン栄光への軌跡』 苦節8年なでしこライター、渾身の書
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