【高速道路売春の実態】パーキングエリアや走行中の車内で…
かつて、週刊SPA!2013年3月25日号で、リストを頼りに保険外交員を装った風俗嬢がワゴン車で独身男宅にアポなし突撃する「ゲリラ売春集団」の存在について報じたが、届け出を出して営業する業者以外の、いわゆる無店舗型“裏”風俗である“援デリ”は、さまざまな業態が登場しては摘発されている。
そんな中、最近になって「車両型」営業をするという業者が登場してきたという。大きめのバンなどの車内でカーテンを閉め、本番をさせるというわけである。
舞台となっているのは、なんと高速道路のパーキングエリア(以下、PA)。
PA売春をやっていたという業者の元従業員A氏はその営業形態についてこう語る。
「PAでは客を女のコに自ら探させ、車内で30分一万5000円から2万円で本番行為をさせていました。客は大型トラックの運転手が多かったですね」
風俗嬢自ら、PAで休んでいる運転手に積極的に営業をかけていたというから、大胆不敵である。
金額に差がある理由は「一言で女のコのルックスですね。可愛い順にAコース2万円、Bコース1万7000円、Cコース1万5000円。時間は一回一律30分でした」という。
A氏の業者以外にも、関東近県の高速道路のPAやサービスエリアにはこうした“営業”は少なくないようで、「仮眠中に窓をコンコンと叩いてくるからみたらおねえちゃんが立っていた」などという証言は長距離運転手などから数多く寄せられた。
しかしながら、PAに派手な女性が出入りしてトラック運転手に話しかける光景は違和感がある上、性行為により車体が揺れたり、音声が漏れたりなどした結果、警察の目も厳しくなり、A氏の業者は摘発を余儀なくされたという。
3/25発売の週刊SPA!4月1日号「[高速道路売春]現場を撮った!」では、さらに、A氏からの情報を元に、営業の場所をPAから高速道路”走行中”に切り替えたという高速道路売春業者の実態に迫っている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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