恋愛・結婚

吉原の泡姫たちが土浦に続々出稼ぎ中!?

緊急事態宣言延長で風俗街は死に体だが……

 緊急事態宣言の延長で、今なお都内ではサービス・飲食業を中心に休業・時短営業が続いている。その影響は、お風呂付きの密閉空間で究極の密着サービスが提供される紳士の社交場へも波及。半径200m以内に120以上の店舗が密集する日本一の風俗街・吉原では5月6日まで全店が休業し、現在も大半の店が濃厚すぎる接触を避けようと営業自粛を続けているのだ。吉原で働くAさん(20代)が嘆息する。

GW中も土浦に20店近くあるソープランドはほぼすべてが営業。ある嬢によると「土浦は朝から夕方までソープに客が流れやすく、21時以降はキャバに流れるため暇になる」とのこと

「3月は比較的客入りがよかったのに、4月に入ってからお客さんが激減。出勤数は半分ほどに限定されました。店長は人気嬢を優先してシフトに入れ、指名を持ってないコをなかなか入れないので、私の収入は通常の半分以下に。そのせいで、ホストの売掛金や家賃が払えないコも出てきている」  吉原を撮り続ける“扇情カメラマン”の酒井よし彦氏も次のように話す。 「吉原のソープランドは家賃が安い店舗でも月に100万円程度。高いお店だと、300万円を超えてきます。新型コロナによる休業補償の対象ではありますが、補償では1か月の家賃さえ穴埋めできない店が多数あるわけです。  かといって、休業を続けると収入激減で稼ぎ頭の人気嬢が去ってしまい、緊急事態宣言解除後も苦しい状況が続く可能性がある。それで苦肉の策としてGW明けから営業再開した店舗もあるんです」  先のAさんによれば、吉原の泡姫たちの選択肢は自宅待機を除けば、2つに分かれる。一つはSNSなどを利用したパパ活や“直引き”。もう一つが出稼ぎだ。その出稼ぎ嬢に人気のスポットが茨城県にある。北関東最大の風俗街・土浦だ。  関東には吉原に次ぐソープ街として知られる川崎・堀之内があるが、同地域の風俗関係者は「堀之内は“泡踊り”発祥の地で、吉原よりもマットプレイなどのスキルを求められる。その点、土浦は緩いので吉原のコも流れていきやすい」と話す。どれだけ賑わっているのか? 取材班はGWの最中、土浦を訪ねた。  都内から快速電車で約1時間。JR土浦駅前は人影がまばらだ。大半の商業施設が都内同様、休業していた。ところが、10分ほど歩いて風俗店が軒を連ねる桜町まで行くと、趣は変わる。メインストリートを挟んで、20店ほどあるソープの大半が営業。路地を入ればヘルスや手コキ店も一部が営業していた。  キャバクラやガールズバーはシャッターが下りていたが、客引きの男性によると「土浦のキャバは21時からの営業。それに合わせて飲食店も20時頃から開店する」という。茨城県も東京と同様、飲食店に時短営業を要請しているが、土浦は頑なに独自のタイムスケジュールを守り続けていた。

稼ぎは吉原の高級店並み? 一日に10万円以上稼ぐコも

「お兄サン、今がチャンスです。新規入店で、若い女のコたちがいっぱい入ってるから。今日も初出勤のコが2人いますよ」  真昼間からこう声をかけてくるのは、すべてソープの客引きだ。誘われるがまま店で写真を見ると、その日の出勤は6人。うち2人が4月入店の新人だった。実際、この日だけで3人の女性が大きなキャリーケースを引いてソープ店に入っていく姿を確認できた。その姿は単なる出勤でなく、明らかに出稼ぎだ。ある人気ソープの店長は「4月だけで20人近い新人が入った店もある」と話す。 「神奈川、千葉、埼玉に比べたら茨城のコロナ感染者は少ない。だから、客足が減ったように見えて、桜町のソープの売り上げは微減といったところ。それが伝わったのか、通常1か月の新規入店は2~3人なのに、4月以降は希望者が急増。大半が東京や神奈川から2週間程度の短期間の勤務を希望する女のコで、吉原で働いていたコもいる。そのコを追いかけて都内から来るお客さんもいる」  夜になっても、桜町の人通りは少なく、むしろ閑散としている。だが、一定の間をおいて、店までクルマで乗り付ける紳士の姿が散見されるのだ。駐車場で声をかけた地元客によれば、今は一種の“コロナ特需”で予約が埋まる人気嬢もいるという。 「土浦はもともと出稼ぎ嬢が多い場所。今はコロナの影響で全国から女のコが来てるから、そういうコを狙ってくる俺のような地元客が多いんよ。スタッフもわかっているから、『新しいコつけて』と言ったら空気を読んでくれるし、土浦はパネマジ(写真加工)が少ないからネットで写真見て予約入れる客が大半。俺も予約の電話入れたら、希望のコは3時間待ちって言われちゃったよ(笑)」
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『今は土浦がアツい。8万円は稼げる』
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表紙の人/ 乃木坂46

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