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猛暑で夜の繁華街から消えた「家出少女たち」…彼女たちはどこへいったのか?

 熱中症の死者が過去最多を記録するなど、歴史的な酷暑となっている今夏。毎年のように週刊誌やワイドショーで特集される家出少女たちの生態に異変が起きている。

家出写真

※写真はイメージです。女性は実際の家出少女ではありません。

イートインや激安量販店に逃げ込み、暑さをしのぐ


「キャリーケースを持って、佇んでるような普通のコがいなくなった。あまりに暑すぎますからね。夜中に見かけるのは学生の集団か、仕事あがりのキャバ嬢ばかり。商売あがったりです」

 汗を拭いながらグチをこぼすのは渋谷の路上に立つキャッチだ。果たして本当に家出少女たちは姿を消したのか? 取材班は夜の街に詳しいキャッチやナンパ師の声を集め、例年であれば家出と思しき少女がいるというスポットを調査。深夜の新宿・渋谷・池袋エリアで街頭取材を敢行した。

 しかし、2~3人で分散し、各スポットを回ること9日間。筆者も100km以上を歩いたが、家出中の女性に会うことは叶わなかった。ダメもとで街行く女性にも声をかけ続けたが、「飲み会終わりでもう帰る」といった答えばかり。夜の街から家出少女が消えているのは、間違いなさそうだ。

 警視庁の統計によれば、未成年者の家出の保護件数は10年前に比べて大幅に減っている。だが、SNS上に「#神待ち」「#家出」「#泊めて」といったハッシュタグが溢れているのはご存じのとおり。いったい彼女たちはどこにいるのか? SNSで調査すると、3人の家出少女との接触に成功した。

「昨日、一昨日は漫画喫茶に泊まりました。今日も夜まで暑くてコンビニのイートインにいたんですが、そこも閉まって……」

 やはり、猛暑の影響はたしかだった。渋谷の喫茶店に現れたのは、女子大生のユイ(仮名)。取材班がコンタクトを取ったのは家出初日で、その後2日間、取材を受けるか迷っていたそう。

「実家暮らしなんですが、親と喧嘩して……。地元だと知り合いに見つかると思い、夜行バスで東京に出てきました。お金もほとんど持たずに出てきて、困ってます」

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神待ちだからといって援助交際とは限らない

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