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“女子アナの異端児”田中みな実、ぶりっこから女性が憧れる存在へと変わったキャラ遍歴

 元TBSアナウンサーでタレントの田中みな実のファースト写真集『Sincerely yours…』が、12月13日に発売される。この写真集、10月18日に予約が開始されると、Amazon本ランキング1位の座を1週間守るなど、売り出される前から注目を浴びている。また、その初版部数が、出版不況が叫ばれる近年では異例となる12万部に決定したことでも、大きな話題を呼んだ。
 バラエティ番組での発言が、その都度ネットニュースになるなど、世間からの高い注目度を保ちつつけている田中。TBSの局アナ時代は、ぶりっこキャラで女性から嫌われることも多かったが、最近では、同性からの人気や好感度も、各段にアップしているようだ。  それもこれも、年齢を重ねるとともに、上手にキャラチェンジを遂げてきたからこそだろう。そこで今回は、彼女がデビューしてから、現在に至るまでのキャラ遍歴を、まとめてご紹介しよう。

「みんなのみな実」でおなじみ、ぶりっこキャラ

 2009年にTBSへ入社し、アナウンサーとなった田中。まだキャリアが浅かった頃から、『サンデー・ジャポン』(TBS系)内の「情報ライブみな実屋」という冠コーナーを担当、「みんなのみな実」というキャッチフレーズでぶりっこキャラを確立し、一躍人気アナウンサーの仲間入りを果たした。  ぶりっこキャラになった理由を田中は、同期のアナウンサーと比較されたからだと語っている。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で明かされたところによれば、柔らかな雰囲気の同期アナウンサーと比べて、きつい人間に見られがちだった田中は、先輩たちからも「言葉を優しく言いなさい」などとアドバイスを受けていたそう。それを忠実に守っていたところ、ぶりっこだと思われるようになっていったのだとか。  ただし、番組内で見せていたキャラクターは、過剰な演出によって生み出されたという側面もあったようだ。田中が『グータンヌーボ2』(関西テレビ)で話したところでは、カメラの前で「ぶりっこしてもらっていいですか」と、スタッフから促されたことも少なくなかったようで、これには「アナウンサーなのに」と、不満に思ったこともあったという。しかし、「ぶりっこで知ってもらった」という気持ちもあり、「やらないのも何か違う」と頑張ってぶりっこをしていたそうだ。

誰もがお相手を知っている熱愛キャラ

 売れっ子アナウンサーとなっていた田中の熱愛を、写真週刊誌がスクープしたのは2012年のこと。お相手は、チャラ男キャラで知られていたオリエンタルラジオ・藤森慎吾だった。  藤森が、出演していた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の生放送で報道を認め、交際宣言をしたこともあり、二人の仲は誰もが知るところに。このことで、田中も恋愛を周囲からいじられるようになった。  田中が『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際には、「彼氏に浮気をされたらどうする」と質問され、「浮気されたことがないと思っている」と回答。これには共演者から「なぜ我々は(浮気)されたことがあると思っているのだろう」と、手厳しいツッコミを受ける一幕もあった。
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闇キャラからセクシーキャラへ
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