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“女子アナの異端児”田中みな実、ぶりっこから女性が憧れる存在へと変わったキャラ遍歴

闇キャラが怖すぎると引いてしまう視聴者も…

 田中に転機が訪れたのは、藤森との破局が伝えられた2015年。実はそれ以前から、性格的に暗い部分を持っていることを、バラエティ番組などで語ることはあったが、藤森との別れをきっかけとして、自虐的な発言や、闇キャラがより注目されることとなった。  例えば、2016年放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、「生きていて楽しいことがない」、「ただ老いていくだけ」など、ぶりっこキャラ時代からは想像できないネガティブな発言を連発した。  こうした闇の深い言葉の数々に対して、ネット上でも初めは「怖い」といった反応が多かった様子。しかし、その赤裸々な告白に共感する女性たちが徐々に増えていき、少しずつ支持を集めるようになったようだ。

芸能人もファンと公言、女性が憧れる存在に

 かつては“女の嫌いな女”の代表格といった存在だった田中だが、闇キャラによって同性からの人気を確立し、現在では“女の憧れる女”というポジションを掴んでいる。  芸能人のなかにも、ファンは少なくないようで、なかでも指原莉乃は「大好き」と公言し、「肌が本当に綺麗」と語っている。学生時代から、たとえ飲み会だったとしても、12時を過ぎたら一旦トイレでメイクを落としていたという、田中の持つ美への高い意識が、女性たちには伝わるのだろう。  11月23日に33歳の誕生日を迎え、自身のインスタグラムアカウントを更新した田中。その投稿にも、「みなみちゃんのように歳を重ねたい」、「ずーっと憧れ」といったファンからのコメントが寄せられたようだ。

セクシーキャラを確立。肘ブラ、ベッドシーン、ボンテージ…

 これまで田中は、高い意識と努力で保たれた美貌を、惜しげもなく披露してきた。2017年には、雑誌『anan』の「美乳特集号」で表紙を飾り、肘で胸を隠したセミヌード写真で話題を集めた。  今年の2月には、本格的な女優デビュー作となったドラマ「絶対正義」(フジテレビ系)のなかで、キスシーンを交えた大胆なベッドシーンを熱演。また7月クールの『ルパンの娘』(フジテレビ系)では、ボンテージファッションを身にまとうセクシーな女泥棒を演じている。  冒頭でご紹介した初写真集でも、ランジェリー風の衣装を身にまとい、美しいボディーラインを披露していることが、先行公開された写真から分かっている。すでに、人々を魅了するセクシーキャラも、手中に収めたといって過言ではないだろう。  ――ぶりっこキャラのイメージを覆し、男性からも女性からも支持される存在となった田中。この先の彼女が、どんなキャラクターに変化していくのかという点にも、注目していきたいところだ。<文/後藤拓也(A4studio)>
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