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千鳥・大悟の破天荒伝説。昭和の芸人魂を受け継ぐ

 千鳥・ノブのインスタグラムに登場した大悟が、大きな話題を呼んでいる。
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ヤニで握り飯に味をつける男。

千鳥ノブ(@noboomanzaishi)がシェアした投稿 –

 投稿された写真には、“たばこ”という文字がたくさん書かれた服を着た大悟が、灰皿の前に座ってたばこを吸う様子が。実はこの写真、『テレビ千鳥』(AbemaTV)の番組企画の衣装(※「#FR2」というブランド)を着ていたようで、すでに「クセがすごい」状況だが、さらに、たばこを指で挟んだ右手には、食べかけのおにぎりが握られていたのだ。ノブはこれに「ヤニで握り飯に味をつける男」と、独自のワードセンスでコメント。ユーザーからも、1000件以上の書き込みが寄せられる事態となった。  キャラではなく、破天荒を地で行く大悟には、このほかにも強烈なエピソードが数多く存在しており、ネタとして語られることもある。今回はそんな破天荒エピソードをご紹介しよう。

少年時代のアブナイ遊び

 救急車もない島で幼少期を過ごしたという大悟だが、小さなころからやんちゃな遊びに明け暮れていたとのこと。フジテレビ系で放送されているバラエティ番組『志村でナイト』で、当時の様子を語ったこともあった。
 大悟によれば、海の潮が引いて顔を出した2つの岩の上に、3人ずつ乗り、石をぶつけ合っていたのだとか。頭部の左側には、その時付いた傷があるそうで、さらに右眉の上のあたりには、石が入ってしまったままだという。  怪我の治療をしようにも、前述の通り救急車は来ないため、地元の人が近所の家のドアを蹴破って、それを担架にしてくれたとのこと。本土で待っている救急車に乗り込むために、家のドアで近くの港まで運んでもらったこともあったそうだ。

「鬼」と恐れられていた高校時代

 このような環境で、すくすくと育った大悟。高校の同級生でもあるノブによれば、「島から鬼が来る」と入学前から噂が立っていたという。なんでも、大悟が育った島は、ヤンキーが多いとして、二人の出身地である岡山県内で有名になっていたようだ。
 しかし入学式が始まっても、大悟は姿を見せず。別の高校に行ったか、入学をやめたに違いないと、ノブは安心していたそうなのだが、入学式の途中、ブレザーを短ランに、スラックスをボンタンに仕立てた大悟が現れる。しかも、顔中に細かい髪の毛が付いていたため、ノブは「本物の鬼が来た」と思ったそうだ。  大悟が語ったところによれば、これから始まる高校生活に向けて、気合を入れるため散髪屋に行ったものの、島の店は開いてなかったため、本土の店に向かうことに。ここで時間がかかってしまったからか、角刈りにしてもらっている最中に、開式時刻を過ぎていることに気が付き、シャンプーせずに慌てて飛び出したところ、切れた毛で顔が真っ黒になってしまったのだとか。

コント番組のスタッフと揉めたことも…

 お笑い芸人になっても、大悟の破天荒な性格は変わることがなかったようで、前述の『志村でナイト』で明かされたところによれば、過去には、コント番組の制作陣と揉めたこともあったという。  30歳前後の「生意気なころ」で、尖っていたという当時の大悟は、番組に加入した一番初めのコントが不服だったことから、「こんなのできん」と言って、書きかえてしまったのだとか。  この煽りを食ったのが、番組で共演していたハライチ・岩井勇気。コント内での岩井の扱い方が変更されていることに、スタッフ陣が納得いかなかったのか、彼のくだりが丸々カットされてしまっただけではなく、画面の端にいたはずが、CGで柱にされ、消されてしまっていたそうだ。
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酒好きがゆえの大失敗も
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