100円ショップの「ダイソー」で発売された「謎解きミステリーボックス」というゲームが巷でちょっとしたブームになっている。ブルー、レッド、グリーン、パープル、ホワイト、ブラックの6色あり（各税込110円）、それぞれの問題をできるだけ少ないヒントで解いていくというゲームだ。6色すべて購入して遊んでみることにした。 　まずはグリーンの箱を開けると、その中に入っていた1枚のカードに「ネタバレ禁止!!」と大きく書かれていた。そういうことなので、問題の内容にはまったく触れないようにしてこのゲームで遊んだ感想を書いていく。 　問題はA、B、Cの小さなものが3つと、それらを総合して解く大きなものがひとつ。問題Aから始めた。えーと、なになに……。なるほど。さっぱりわからん。そもそも問題文の意味がわからない。僕はいったいなにを訊かれているのか。そしてなにを解けばいいのか。 　まったく取っ掛かりが掴めないのだ。まるでボルダリングで手がかりになる突起物のまったくない壁を目の前にしているかのような気分だった。