ダイソー100円立体パズル、発泡スチロールと紙なのに「ほぼプラモデル」の面白さ
おもちゃの品揃えも充実している100円ショップの「ダイソー」に「3Dパズル」(税込110円)というシリーズの商品がある。金属の部品を組み立てる「メタリック3Dパズル」は以前紹介したが、このメタリックではないほうの3Dパズルが組み立てるのは発泡スチロールと紙でできたピースだ。
【参考記事】⇒ダイソー「ほぼプラモデル」な100円立体パズルが面白い。40代おじさんの心に響く
建築物、恐竜、車……などその種類も非常に豊富。今回は店頭に並んでいたものの中からピサの斜塔、ブラキオサウルス、火星探査機の3種類を購入して組み立ててみることにした。
まずはピサの斜塔から開封すると、入っていたのは塔の壁が描かれた2枚の板。ここからピースを切り離して組み立てていくようである。
いちばん大きいピースから切り離した。これを筒のように丸めて塔の中央部分にするのだが、裏表両面に壁が描かれているので見ただけではどちら側に丸めればいいのかわからない。が、ピースには切り込みが入っていて自然と丸まるべきほうに丸まるようになっていた。見えない部分までしっかりと描き込まれているのは実に素晴らしい。
通常、パズルというものは組み立て方を自分で見つけなくてはならないのだが、これは箱の裏面に組み立て方法が記されている。そのため、メタリック3Dパズルもそうだったが、これもパズルというよりプラモデルに近い。
他のピースも切り離し、差し込み口の小さな穴に出っ張りを差し込んでパーツを繋げていく。8ピースしかないのですぐに完成した。
が、簡単すぎて少し物足りない。
次にブラキオサウルスを組み立てる。これはピース数が37なので、そこそこ作りごたえがありそうだ。
胴体の中心になるパーツに他のパーツを繋げていく。4本の足は3つのパーツを同時にはめ込んで組み立てなくてはならないので少しだけ難しい。恐竜の体ができたら、これをジュラ紀の植物が茂る土台のパーツの上に乗せて完成だ。
もっとペラペラのハリボテのようなものになるかと思っていたのだが、恐竜の体にしっかりと丸みと厚みがあるのでなかなかの迫力である。たったの110円とは思えない素晴らしいクオリティーだ。
ピサの斜塔は簡単すぎる
しっかりと丸みと厚みのある恐竜の体
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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