更新日:2023年08月20日 17:52
お金

150万円で買える“軽井沢の別荘”のお得度。年間20万円のコストも「高くない」といえるワケ

150万円の軽井沢別荘はどうなのか?

友人が150万円で購入した軽井沢の別荘

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。  私は、以前から「軽井沢の別荘は買った値段と同額で売れる可能性があるから買ってもよい!」と主張しています。実際、私が知っている事例では、5000万円で買った別荘を「使って⇒楽しんで」6000万円で売ったという例があります。また、現在、軽井沢の中古別荘には500万円以下といった格安物件も存在し、多くの人にとって手が出せる状態であるわけです。  そして、そういったことを長年主張していたら、私の大学時代の友人であるMがついに軽井沢の別荘を購入。なんと150万円という金額で買ってしまったのであります。  ということで今回は「150万円の別荘ってどうなの?」ということをお伝えしたいと思います。

安物買いの銭失いというわけではない

「安いものにはわけがある」とか「安物買いの銭失い」などという言葉があるように、「安すぎるモノ」に対して抵抗感を持つ人は少なくありません。軽井沢の別荘という言葉から連想されるのは、まさに「高級品」であるわけですが、そのような別荘が150万円という金額で購入できるのは、「なにか訳がある」、と思われることでしょう。  しかし、私は彼が買った150万円の別荘は、決して「安物買いの銭失い」ではないと思います。
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安物買いの銭失いとは
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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