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秋のファッションはユニクロの「ハイゲージニット」一択といっていい!【プロが断言】

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第96回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『オシャレに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 「暑いんだか寒いんだかわからない」――そんなふうに思うことはありませんか?  秋の入口にあたる10月は本当に着こなしが難しいです。10月に入っても「25度を超える夏日」なんてのもあり、かといってTシャツでは季節感がなさすぎるし……羽織物を着ると暑い。そんな時に役立つのはずばり「ニット」です。 ▼実は「着まわし最強」なハイゲージニット  「ニット」と一口に言っても色々なものがあります。編み地が大きい「ケーブルニット」から、ツヤ感がある「ハイゲージニット」などですが、今買うなら断然やや薄手の風合いである「ハイゲージニット」です。「ハイゲージ」とは要するにニットを生成する糸が細いものです。ニットの糸は太ければ「ローゲージニット」と呼ばれ、細ければ「ハイゲージニット」となります。ハイゲージになると基本的に薄手となりツヤが生まれます。スーツのインナーに着用できるイメージですね。ローゲージになると基本的に厚手となりざっくりとした印象になります。アメリカンカジュアルなどで見られる「カウチンセーター」などはこの類です。  9月頃から次の春にかけて「ハイゲージニット」はメンズのマストバイアイテムです。私は「夏のTシャツ感覚でニットを買っておくべき」と常々主張しています。
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ハイゲージニットはツヤがあるので一枚でもサマになる

 ハイゲージのニットは薄手のため、9月や10月の中途半端な時期に一枚で着用するのに適しています。「薄手」といってもTシャツやシャツなどの素材よりはやや肉感があり保温性があります。一枚で着てしまえば画像のように袖をまくることもできますから、この時期は大変重宝します。
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季節外れの夏日にも大活躍
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最速でおしゃれに見せる方法

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