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スマホをお得に手に入れるなら白ロム!

かつてはマニアックな存在だった中古ケータイ(通称白ロム)。だが、スマホをお得に手に入れる手段として、ここ半年でライトユーザーが急増中だ。その最前線に迫る!! 【BUY編1】最新のハイスペックマシンが驚きの安価で手に入ることも
じゃんぱら秋葉原5号店,白ロム

スマホの白ロムがずらりと並ぶ「じゃんぱら秋葉原5号店」。発売されたばかりのGalaxy SⅢが5万円以下!!

 回線契約されていない携帯電話やスマホ――すなわち、契約情報が書き込まれたSIMカードを端末から抜き取った状態の、いわゆる「白ロム」が、中古市場で熱い注目を浴びている。 「この半年ほどで、コアな男性客ばかりでなく、女性のお客様にも中古のスマートフォンを購入される方が目立つようになりました」 (ソフマップ秋葉原本館・松林彰氏) 「スマホは日進月歩なので、新しい端末が出るたびに乗り換えたいというユーザーは少なくない。そのたびに、まだバリバリ現役の端末が、安価な中古で市場に出回るのです」と話すのは、じゃんぱら秋葉原5号店の高津順一氏。高津氏が手にしているのは、「Galaxy SIII」(取材時はGalaxy SIIIが発売されてまだ1週間後だった)。 世の中には「ちょっと使ってみたかったから」と新機種を手に入れ、ちょっといじっただけでリリースする……という好事家も存在するのだ。  さまざまな状態の商品が並ぶ白ロム市場だが、ざっくり言って、どのくらい安いのか?  キャリアショップでの新規契約・機種変更(MNPなどによる優遇がない状態)で最新のスマホを手に入れようとすると、普通6万~7万円はする。一方、白ロムなら、少し前に出た「Galaxy Nexus」の相場が2万6800円!(7月2日現在) しかも、一見して気になる傷がない、かなり状態のよいもので……である。 「Galaxy Nexusの場合、Android4.0を搭載した初の端末ということで大々的に売り出されたものの、意外と乗り換えが進まず、かなりの台数が特価で放出されたので、中古市場でも一気に在庫が増えたという事情があります。売り手の施策によって相場がガラッと変わるのも白ロム市場の面白さ。新しい機種ほど高いというわけでは必ずしもない。その分、優秀なハイスペックマシンが安価で手に入るチャンスが多いとも言えますね」(高津氏) ⇒【BUY編2】へ続く「白ロムなら昨年末モデルのスマホが2万円切り!」 https://nikkan-spa.jp/251149 ◆「白ロムを買って幸せになれる」のはこんな人! ・ 新しめの機種をお得に買いたい ・ 今、使っているケータイがくたびれてきたので、同じ機種でもうちょっと状態のいいものに替えたい ・ 今使っているケータイを破損してしまったので、変えの端末を安く買いたい ・ スマホはデータ通信専用にして、通話専用のガラケーを安く買いたい ・ 現行のガラケーに気に入ったデザインのものがないので、少し前の端末から選びたい ・ スマホに慣れるまでは、パケット通信を使わずにWi-Fiだけで運用したい ― スマホ時代の[白ロム]最新事情【1】 ―
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