独身アラフォーの部屋はムダの巣窟。片づけるといくらの節約になる?
―[[男の片づけ]錬金術]―
ついつい面倒くさくてスルーしがちな部屋の片付け。物で溢れ大変なことになっている人も多いのではないだろか。だが実は、家に転がっているゴミの山にも“お宝”が埋もれていることがあるのだ。では、果たしてどのくらいのお金になるものなのか? 取材班が実践、ネットオークションで不要品を売りまくってみたほか、家賃、食費、通信費etc.生活費のムダも一緒に大掃除してみた!
◆独身アラフォーの部屋はムダの巣窟だった!
自由に使えるお金の多い独身アラフォー男性宅には不用品だけでなく、生活のムダも多いはず。そこで取材班は節約アドバイザーの丸山晴美氏に同行してもらい、広告代理店社員の島原好史さん(仮名・39歳)の自宅マンションを訪問。すると、片づけを手伝う丸山氏からいきなり厳しい指摘が。
「何の読書家アピールか知らないけど、本棚が多すぎます! どうせ1回読んでおしまいなんだからサッサと処分するべき。そうすればもっと狭い家でも十分なわけですし、現在の家賃11万7000円を節約することもできますよ」
続いて冷蔵庫をチェックする丸山氏だが、ドアを開けるなり「信じられなーい!」と声を上げる。
「何も入ってないならこんなに大きい冷蔵庫はいらないです。ただ、それ以上に気になったのは、水道に浄水器を付けているのにミネラルウオーターのペットボトルがあるんですけど、これって必要ないですよね。今日から浄水器の水を飲めば、その分節約ができるはず。そもそも島原さん、あなた自炊してないでしょ!」
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=777612
レンジでチンするパックご飯を見せて自炊を主張する島原さんだが、これが火に油を注ぐ事態に。
「パックご飯は非常食! 炊飯器があるならご飯を炊いて、余ったら小分け冷凍しましょうよ。仕事が忙しくても炭水化物くらい自分で用意しないと。毎月の食費だってバカにならないんですよ。一体いくら使っているんですか?」
小さな声で「ろ、6万円……」と呟く島原さんに丸山氏は一喝。
「使いすぎ! 独身男性なら食費は米代を除いて、月2万円に抑えてください。今は近所のどのスーパーが安いか検索できる便利なアプリもありますし、ムダな出費を大きく減らせるはずです」
⇒【後編】『ライフラインのムダを片づけ、不用品も売れば効果は2倍』に続く https://nikkan-spa.jp/767474
【丸山晴美氏】
節約アドバイザー。22歳から4年で600万円以上貯め、26歳でマンション購入。著書に『世界一やさしい!お金の基本』(宝島社)など
― [男の片づけ]錬金術【3】 ―
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