映画『進撃の巨人』出演の女優・水崎綾女「唯一のあのシーンは“休憩”」

 8月1日より公開中の実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。

 全世界での単行本累計発行部数が5000万部を超える大人気漫画『進撃の巨人』を原作とするこの“実写版・進撃の巨人”では、原作者である諫山創氏の希望から、設定やストーリーに改変の部分が多く見られる。

 実写版新キャラクターも複数登場しているが、なかでも際立った印象を残す女性キャラが、「勇猛なる母性」というキーワードが付与されている「ヒアナ」だ。ヒアナを演じる女優の水崎綾女(26歳)に、本作について話を聞いた。

――超話題作への出演ということで、プレッシャーはありましたか?

水崎:ありましたね。漫画の『進撃の巨人』は、わたし自身、寝ずに一晩で10巻以上読み切ってしまうくらい引き込まれた作品で、アニメの評価も非常に高いし、世界的にも漫画・アニメともに凄く人気がある。映画のお話をいただいてから、そういう事実を強く実感していき、だんだんとプレッシャーを感じるようになりました。

――原作にはいない、実写版の新キャラクターを演じるということもプレッシャーになりましたか?

水崎:それについてのプレッシャーはあまりなくて、実写版の新キャラだからこそ原作に捉われずに演じられるというワクワクのほうがありましたね。ただ、世界観にマッチさせられるかなという不安がなかったわけではないです。

――水崎さん演じる「ヒアナ」は、原作にはいないキャラでありながら、物語を大きく動かす存在という印象でした。

水崎:それは、わたしも試写をみて強く感じました。セリフや登場シーンがそこまで多いわけではないから撮影中はあまり実感がなかったけど、出来上がった作品を観てみたら、『あ、ヒアナってこんなに印象を残すキャラなんだ』って。物語に重要なキャラを演じられて、とても嬉しかったです。

――そんなヒアナを演じるうえで苦労したことは?

水崎:わたしはこれまでアクション系の作品に多く出させていただき、私生活では“サバゲー”が趣味だったりもするので、基本的に動きが俊敏になりがちなところがあるんです。ただヒアナは、母性という意味では強い人間だけど、巨人を目の前にすると動けなくなってしまうような弱さもあります。

 そういう人間性を演じるにあたって、これまで出演させていただいた作品のなかで染み込んだ“俊敏な動き”はおさえて演技をしました。具体的に、『3テンポ遅らせて動いてください』という指示もいただきましたね。

――実際の水崎さんは、もし“巨人”が現れたら真っ先に気づいて動くような人ということですか?

水崎:はい、わたしは巨人を倒しにかかると思います。アキレス腱を切って、膝を壊して立てなくさせて、目も潰して、最後に急所である“うなじ”を攻撃します!

――イメージばっちりですね! ちなみにヒアナは、本編で唯一の“セクシー”シーンも担当していますね。

水崎:そうですね。この映画は、序盤からかなりハラハラドキドキするシーンが続くし、“巨人”のリアルすぎるビジュアルとか人が食われたりする描写にちょっと疲れるかもしれません。そういうなかで、あのシーンはある意味ほっとする場面なのかなって思います。一瞬の休憩みたいな感じで見てもらえたらいいですね。

――その後の怒涛の展開を考えると、確かに良い“休憩”かもしれませんね。では最後に、まだ映画を観ていないみなさんにメッセージを。

水崎:とにかく、劇場に足を運んで体感してください! そして、観に来られるときはぜひ、目薬を忘れないように。本編は一瞬も見逃せないので、終わったら目が乾いてると思います(笑)

 なお、映像配信サービスdTVとの連動プロジェクトとして、オリジナルドラマ『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」が8月15日より配信されることも決定。こちらでは、映画では描ききれなかった「ヒアナ」の姿なども描かれている。 <取材・文/宇佐美連三>

<ストーリー>

 超大型巨人によって破壊された壁の穴を修復すべく、外壁修復作戦に出発したエレン達であったが、巨人の急襲で窮地に陥ってしまう。調査兵団を率いる“人類最強の男”シキシマによってその危機を免れるが、巨人は侵攻の手を緩めない。そんな中、手負いとなったエレンは、仲間のアルミンをかばい、巨人に飲み込まれてしまう。

 誰もが絶望しかけたその時、謎の黒髪の巨人が出現し、他の巨人達を駆逐し始めたのだった。

「この作戦に失敗したら、それで人類は終わる」

 巨人はなぜ現れたのか。人類はなぜ戦うのか-。今、人類最後の反撃が始まる。

■作品概要
前篇タイトル:『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
後篇タイトル:『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

映画『進撃の巨人』公式サイト http://www.shingeki-seyo.com/index.html

原作:諫山創(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
監督:樋口真嗣
特撮監督:尾上克郎
脚本:渡辺雄介 町山智浩
音楽:鷺巣詩郎
扮装統括:柘植伊佐夫
出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 桜庭ななみ 
松尾諭 渡部秀 水崎綾女 武田梨奈 / 石原さとみ / ピエール瀧 國村隼

©2015 映画「進撃の巨人」製作委員会
©諫山創/講談社

進撃の巨人(1)

第35回(2011年) 講談社漫画賞受賞

「島耕作シリーズ」の作者が語る多様化する働き方とコーヒーの関係とは?

「島耕作シリーズ」の作者が語る多様化する働き方とコーヒーの関係とは?
sponsored
「朝活・夕活」に代表される労働時間の見直しや、仕事と育児の両立といった「ワーク・ライフ・バランス」が注目を集める昨今。人々の働き方も多様化しているが、…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(21)
メンズファッションバイヤーMB
「ユニクロU」の絶対に買うべきベスト3を発表【発売前レビュー】
山田ゴメス
「紅音ほたる急逝」から真剣に考える、AV女優はなぜ短命なケースが多いのか?
オヤ充のススメ/木村和久
キャバクラか風俗か――。人生最大の問題に終止符を
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
“レッスルマニア11”の主役はだれだ?――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第185回(1995年編)
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「パソコンもカメラも買い直すしかない」――46歳のバツイチおじさんはインドのシリコンバレーを目指した
原田まりる
尾崎豊で意気投合し、タクシー代がタダになった夜
大川弘一の「俺から目線」
もう、アリンコになってしまいたい――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
「婚活宣言」したら44歳オヤジのモテ度が100倍になった!プロギャンブラー直伝“婚勝”シリーズ第4弾
爪切男のタクシー×ハンター
ウンコを漏らした日はライディーン
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
東京五輪でチケットなしでも“絶対生観戦できる鉄板競技”とは?
元SKE48/SDN48・手束真知子の「フリーランスアイドル論」
アイドルは私生活まで“キラキラ”してないといけないの!? 現実とのギャップに困惑
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した——小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中