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「化け物アート」が楽しめる展覧会が青森で開催中

 青森県青森市にある「青森県立美術館」。数々の芸術家を生み出してきた青森の観光地のひとつとして人気を誇っている。そんな青森県立美術館が、9月14日から来年3月まで、天井改修工事のため、長期休館になってしまう。行くなら今しかない!  現在、開催中なのは、「化け物展」。こちらも人気の催しで、現時点で2万6千人(9/2現在)の来場者を誇っているほど。開催は9月13日までと残りわずかではあるが、非常に興味深い内容なのである。  一言で「化け物」と聞いて何を思い浮かべるだろう。ここで展示されているものは、幅広い時代、世界において、人間によって想像された様々な化け物アートが登場する。筆者も、化け物と聞いてまず思い浮かんだのが、そのもの「お化け」であるが、お化けはもちろん、化け物とはこんなにバラエティに富んでいるものだということがわかり、興味深い世界であった。  一部を紹介しよう。 ●《舞踏用仮面(兎) メキシコ合衆国》
《舞踏用仮面(兎) メキシコ合衆国》

《舞踏用仮面(兎) メキシコ合衆国》国立民族学博物館蔵

●佐々木マキ《おばけがぞろぞろ》 ⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=930994
佐々木マキ《おばけがぞろぞろ》

佐々木マキ《おばけがぞろぞろ》1988年 ⓒMaki Sasaki, 1994

●河鍋暁斎《閻魔と美女相合傘 下絵》 ⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=931000
河鍋暁斎《閻魔と美女相合傘 下絵》

河鍋暁斎《閻魔と美女相合傘 下絵》制作年不詳 河鍋暁斎記念美術館蔵

●歌川貞房《新板おばけ尽》 ⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=931005
歌川貞房《新板おばけ尽》

歌川貞房《新板おばけ尽》1847-1852年 公文教育研究会蔵

●岡本光博《UFO-unidentified falling object(未確認墜落物体)》 ⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=930995
岡本光博《UFO-unidentified falling object(未確認墜落物体)》

岡本光博《UFO-unidentified falling object(未確認墜落物体)》2015年 作家蔵

 子どもも大人も楽しめる、しかも化け物自体にもユーモアがあり、どこかクスリと笑わせてくれる要素もある。もし都合がつくなら、ぜひ足を運んでほしい。 【化け物展】 9月13日(日)まで開催 青森県立美術館 青森市安田字近野185(最寄り 新青森駅) 取材・文/日刊SPA!編集部
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