蛭子能収「若いうちから小さいことでウジウジするな」
蛭子能収のシロウト娘観察日記
――最近はSNSでの発言が炎上騒ぎになる芸能人も多いですが、そんなものはどこ吹く風で、言いたい放題の芸能人といえば蛭子能収ですね(笑)。
蛭子:いやいや、オレもいろんなこと考えてコメントしてますよ。そもそも芸能人っていうか漫画家だし、SNSもやってないし、まだガラケーですからね。
――そういう時代に左右されないところも魅力なんでしょうか。それはさておき、素人娘の価値観について蛭子さんが一言物申すコーナーの第三回です。今回はどんなテーマなのか、最近MC業を猛勉強している蛭子さんから発表してください。
蛭子:今回は素人娘が抱える“トラウマ”についてです。小さいことで悩んでいる若い女のコが多すぎます。
――ほう、たとえばどんなことですか?
蛭子:オレが聞いてくだらないと思ったのは、「小学生の頃、鶏の卵が孵化したところを見て半熟卵が食べられない」とか「電車で寝ているときに隣のオジさんに手を触られていて、怖くて電車では寝られなくなった」とかかな。
――その人にとっては怖い経験だったんでしょうけどね。蛭子さんはトラウマになるような体験はないんですか?
蛭子:オレはね、魚がダメなんですよ。テレビのロケで釣りをしたとき、釣った魚の口から針がなかなか取れなくて、口がグチャグチャになったんだよね。それ以来、気持ち悪くて魚が苦手になりました。
――それって……、素人娘のエピソードとあんまり変わんないじゃないですか!
蛭子:たしかにそうだね(笑)。でも、それくらいのことでウジウジ悩むなって言いたいんですよ。これは自分にも言えることだけど。
――他にはどんなトラウマを抱えた素人娘がいましたか?
蛭子:あとは「電車で痴漢されたのがトラウマ」っていうコとか「夜道で襲われそうになって、それからスタンガンと催涙スプレーを持ち歩いている」なんてコもいましたね。これは女性がかわいそうだと思います。
――それはトラウマになりそうですね。男性恐怖症になってもおかしくない。
蛭子:あと、意外だったのはセックスに関するトラウマが多かったこと。「エッチが上手くいかない」とかね。
――なるほど。でも、若い女のコなら意外じゃないと思いますよ。
蛭子:いや、20歳そこそこでセックスしていることが意外だったの。20人くらい女のコがいたけど処女は3人だけ。せめて半分くらいは処女でいて欲しかったなあと思って。そんなに知識がない若いうちからセックスしてたら、間違ったこともしたり、されたりしちゃいますよ。でも、そんな経験をした素人娘でも、ちゃんと彼氏がいたりするんですよね。
――じゃあ、本当の意味でトラウマではないと?
蛭子:そうですね。オレは25歳で前の奥さんと初めてセックスしましたけど、そんなに上手くできなかったんです。でも、それがトラウマだとは思ってませんよ。
――たしかに、セックスについては男のほうがトラウマになりそうな気がしますね。さて、そろそろまとめをお願いします。
蛭子:素人娘たちは、まだまだこれからいろんなことを経験するはずです。だから、今のうちから小さいことでウジウジするなって言いたい。社会的にデリケートになりすぎだとも思うんですよ。みんなが前向きにパーッと明るく生きられるようになればなと思います。
今回、蛭子さんの話した素人娘のエピソードは、web番組『シロウト女子のえびす裁判!』でご覧いただけます。68歳にして初めて蛭子さんがMCを務めた番組なので、ぜひチェックして笑ってあげてください。
<蛭子能収プロフィール>
1947年10月21日、長崎県生まれ。高校卒業後に上京し、看板屋・ちり紙交換・ダスキンのセールスマンなどの職を経て、1973年に漫画家デビュー。俳優やタレントとしても活躍中。
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