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蛭子能収「オレは孫より奥さんの方が好き」

蛭子能収のシロウト娘観察日記

 今どき素人娘の価値観を独特の物言いで、バッタバッタとなぎ倒す! 蛭子能収の連載コラム第4回を迎えました。 蛭子:どうも、漫画家の蛭子能収です。イヤー、若い女のコとのやり取りは、なかなか慣れないもんですね。 蛭子能収――そんなこと言いつつ、最近はじめたMC業で荒稼ぎを目論んでいるんですよね? 蛭子:エヘヘヘ。そうなれば最高なんですけどね。でも、実際にMCをやってみて芸人さんのスゴさがわかりましたよ。 ――ほう、たとえば? 蛭子:今田さんとか、くりぃむしちゅーさんとか、タカアンドトシさんなんかは、本当に出演者をイジるのが上手いですよ。傷つけるようなイジり方じゃなくて、本当に頭が良いなあって。 ――なるほど……っていうか、そんな上のほうを目指していたんですね。身のほど知ら……いやいや、何でもありません。ところで、今回のテーマを発表してください。 蛭子:今回は“家族”についてですね。オレからすると、異常に感じる家族像がけっこうありました。 ――少子高齢化社会ですし、蛭子さんの時代とはちょっと違うかもしれませんね。どんなところが異常だと感じましたか? 蛭子:オレ自身も母親のことが大好きだったから、今でいうマザコンだと思うんだけど、それでもちゃんと自立しましたよ。でも「家ではお父さんに腕枕してもらって寝てる」って子がいたんだよね。20代も半ばに差しかかった女のコがですよ。こんな親離れ・子離れしていない親子って異常でしょう? ――それはちょっと危ない匂いがしますね。 蛭子:冷めている家族関係も嫌だけど、これだけベタベタしているのも気持ち悪いですよ。親が娘を私物化しているような気もするなあ。もっとひとりの人間として見るべきです。 ――他に異常だと感じたエピソードはありますか? 蛭子:あとはね、「両親が3回離婚している」とか「父親がずっと単身赴任で、一度も一緒に暮らしたことがない」っていう子もいましたね。そういう家庭環境で育つと、いざ自分が家族を築くっていうときに苦労するんじゃないかと。実際にその子たちは男性恐怖症の気があったり、5股をかけたりしているから、恋愛にも影響はあるように思います。 ――普通の家族の中で育つことで養われるものはあるんでしょうね。ちなみに、蛭子さんの家族はどうですか? 蛭子:オレは何と言っても奥さんが一番好き。よく「孫が一番かわいい」っていう人がいるけど、オレは断然奥さんなんだよなあ。 ――おじいちゃんとかおばあちゃんに可愛がられるのって、子どもにとってはうれしいことだと思いますけどね。 蛭子:いや、夫婦仲が良いのが一番ですよ。そんな夫婦を見ることで、家族としても上手くいくと思います。だから離婚なんてしちゃダメだし、そもそも結婚するときに一生寄り添う覚悟がないとダメなんです。 ――なるほど。つまり、子どものためにも、夫婦仲がいいことが一番いいってことなんですね? 蛭子:そういうこと。でも、オレの場合は、やっぱり奥さんのためなんだけどね。 ――ああ、はい……。  今回、蛭子さんの話した素人娘のエピソードは、web番組『シロウト女子のえびす裁判!』でご覧いただけます。68歳にして初めて蛭子さんがMCを務めた番組なので、ぜひチェックして笑ってあげてください。 <蛭子能収プロフィール> 1947年10月21日、長崎県生まれ。高校卒業後に上京し、看板屋・ちり紙交換・ダスキンのセールスマンなどの職を経て、1973年に漫画家デビュー。俳優やタレントとしても活躍中。
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