リオのコパカバーナで「人力車」が大人気! 東京五輪に向けて疾走する日本の若者たち
―[リオ五輪]―
五輪を観戦にさまざまな国の、老若男女がリオを訪れている。その彼らが観光するもっとも有名なスポットに「コパカバーナビーチ」がある。多くの人でごった返すビーチの歩道を縫うように疾走する和装の青年、なんと人力車であった。
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人力車をひくのは田中喬祐さん(23歳)、普段は浅草で観光客を乗せる人力車を引いている。その横には地下足袋、法被姿でブラジル人や観光客の呼び込みをするガタイの良い青年が。福田雄基さん(25歳)は日本でトレーニング関係の仕事に就いており、大柄な外国人にもひけを取らない、堂々とした出で立ちで笑顔で呼び込みをして、子供たちには日本から持ち込んだ「うまい棒」をお土産にと渡している。
彼らはただ目立とうとしているわけではない。「リオ五輪研修プロジェクト」を立ち上げ、4年後に迫った東京五輪をアピールするとともに、「五輪で自分たちが何ができるか」を問うために、現場を体験しようと、自費で地球の反対側までやってきたのだ。学生から社会人まで16人が、日本食、サッカーなどそれぞれが人々と繋がりたいテーマを掲げ、海岸でアピールしている。
「本物の人力車は税関の関係から持ち込みに多額の費用がかかることが分かったので、車いすを改造した”ミニ人力車”を引いています。初日は五輪のメイン会場である、バーハ地区で引いたのですが、子供たちや女性の方を乗せ、一緒に写真を撮りました」(田中さん)
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