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リオ五輪で楽しめるアート、ライブ、展示会。競技以外のイベントも大盛況

 リオ五輪の楽しみ方は競技を観ることばかりではない。ファンが集まり、パブリックビューイングやライブ、イベントが楽しめる場所が競技施設の周辺や、各地に用意され、連日多くの人が詰めかけている。

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港湾地区に現れた聖火台。連日多くの人が詰めかける

 先にお伝えした「シダーヂ・オリンピカ(オリンピック・パーク)」には開会式後、聖火台が設置され、この辺一体は大変な盛り上がりを見せている。

 リオ中心街から1kmほど北にある巨大な港湾地区を再開発したシダーヂ・オリンピカは、古くからある、港や桟橋、巨大な倉庫群をまるで万博会場のようにリニューアル。日本でいえば横浜の赤レンガ倉庫の巨大版と言っていい。美術館や各国をアピールする「ハウス」と呼ばれるパビリオンもあり、また周囲にはブラジルでは珍しい、”オシャレなフードトラック”が出ており、朝から深夜まで多くの人で賑わっている。

倉庫街をアート会場に変身させている

 ここには世界の新進気鋭のアーティストが集合。倉庫をキャンパスに見立て、巨大なウォールアートを施している。開幕前と開幕後に足を運んだが、着々と絵が完成に向かっており、毎日訪れても面白い。

現在進行形で行われるJRによるアートプロジェクト

 反対側には、コカ・コーラなどスポンサー企業のパビリオンや、NBAのスターが訪れるイベントスペースがある。記者が入ってみて面白かったのはリオ市のパビリオン。倉庫を1棟借りきったスペースには、ブラジルの五輪の歴史や、現在行われている競技がゲーム感覚で楽しめるアトラクションがあり、子供と親が一緒に遊んでいる様子が印象的であった。

リオ市のパビリオンでは「人間サッカーゲーム」で盛り上がっていた

 夜になれば、ブラジル女子サッカー代表のパブリックビューイングの前には、ブラジルの一流アーティストが連日日替わりでライブを行っており、サンバやファンク、ロックなど「ブラジルの現在進行形の音楽」が誰でもフリーで楽しむことができる。

この日はリオを唄う、ファンクの女王、フェルナンダ・アブレウのフリーライブが行われた

 2020年、東京でもこうしたイベントスペースが設置されると思うが、東京のど真ん中で、しかも、夜まで大勢の人が盛り上がれるハードは正直厳しいと言っていい。また、アートや音楽など、日本には世界中の観客を喜ばせるソフトもあるかは大いに疑問だ。治安面や衛生面がとかく問題になっているリオ五輪だが、こういったところでも観客を楽しませるという面では、高得点を与えてもいいのではないかと思う。

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取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)




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