投手交代の回数制限!? メジャーリーグのルールが大きく変更されるかも
大谷翔平がプロ野球界に現れてから、3年が経った。私たちはすでに、先発投手がクリーンナップで名実ともに「攻守で活躍」する場面を、日常のものとして感じ始めているはずだ。一人の人物によって日本の野球ルールは少しずつ変化しているが、海を越えたメジャーリーグでは、そのルールが大きく変更されようとしている。
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が提案した新ルールは「投手交代の回数制限」「守備シフトの制限」「ストライクゾーンの見直し」「投球間隔を20秒に」という4つだ。
この新ルールに関して、投球間隔の時間以外、具体的な施策や数値はまだ発表されていない。しかし、これらのルール改正について、選手やTwitter上でのメジャーファンからは反対の声も上がっている。
何故、マンフレッド氏はこのようなルール改正を申し出たのだろうか?これら4つの新ルールから導き出される答えと狙いは、試合時間の短縮だろう。
相手打者の特徴を分析し守備シフトを組むチームに、打者は苦戦させられている。大胆な守備シフトは大幅に増え、リーグ全体でもその企画回数はここ5年で10倍以上に跳ね上がった。今まで地区優勝争いに絡むことの少なかったピッツバーグ・パイレーツや、若手中心のヒューストン・アストロズはこうした戦術を駆使し、勝ち進んでいる。

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