「本物のアイドルポップスを俺が復活させる!」イカ天出身のバンドマンが仕掛けるアイドルグループLONDON BLUE
LONDON BLUE――。3年前に結成された4人組アイドルグループである。マニアックなアイドルファンでも、今はまだその名を知らない人が多いかもしれない。しかし“楽曲派”と呼ばれる耳が肥えた層を中心に、じわじわ口コミベースで注目が集まりつつある。
LONDON BLUEの特徴として挙げられるのは、メンバーが歌って踊るだけでなく、バンドの一員として自ら楽器を演奏する点。そして猛烈に懐かしさを感じさせる楽曲群だろう。とにかく気恥ずかしくなるくらいにポップで、甘酸っぱくて、切ない。オックスやタイガーズといった60年代のGS、スレイドやスウィートといった70年代のグラムロック、ZIGGYやPERSONZといった80年代の歌謡ロック……これらの要素が混然一体となって独特の世界観を構築。徹頭徹尾、“B級の美学”に貫かれているのだ。
●LONDON BLUE『追憶のセレナーデ』
そんなLONDON BLUEの仕掛け人は、カブキロックスやLOVE MISSILEで活躍した青木秀樹(秀麻呂)。『イカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)』出身のバンドマンである。これまで青木は数々の楽曲をアイドルや声優に書き下しており、中でもTOKIOには初期から深く携わってきた。関係者の間でも一目置かれる“最後のポップ職人”が満を持して立ち上げたアイドル・プロジェクト……それがLONDON BLUEというわけだ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1209214
青木:歌というのは老若男女が口ずさめることに意義がある。まず、これが大前提になります。さらに言うとポップなだけじゃダメで、キャッチーじゃないといけない。はっきり言ってポップな曲なんて誰でも書けるんですね。それっぽいコード進行に乗せて、そこからスケールアウトしなければいいだけだから。じゃあキャッチーな曲というのはどういうことなのか? その曲を初めて聴くのに、1番を聴いたら、2番のときにはもう一緒に口ずさめている。そういうキャッチーな曲を僕なら書けるということです(笑)。
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
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『We are LONDON BLUE』 ダンス&ボーカル&バンド噂のロンドンブルー、待望の1stフルアルバム! ![]() |
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