「本物のアイドルポップスを俺が復活させる!」イカ天出身のバンドマンが仕掛けるアイドルグループLONDON BLUE
一流の作曲家であると同時に、理論家であり、戦略家でもある青木。その発言を聞いていると、ますますLONDON BLUEに期待せざるをえない。そして最後にメンバー4人からも話を伺った。
――まずは簡単に自己紹介をお願いします。
RIYO:愛知県出身、濃い味が大好きなりーよんです!
KANA:LONDON BLUE最年少のKANAです!
KAORU:岩手県出身、クマさん大好きKAORUで~す! ガオ~!
MISAKI:LONDON BLUEの小さな巨人、リーダーのMISAKIばい!
――青木さんの書く曲を、メンバーはどう受け止めているんですか?
KANA:まず歌詞が独特すぎますよね。表現が回りくどいというか……(笑)。歌詞を渡されても、わからない言葉がたくさん出てくるんです。「デルタの星」とか「オレンジのカーベラ」とか平成生まれにはホント謎で、すぐ辞書で調べちゃいます。
RIYO:「アイドルっぽくない」っていうのが第一印象かな。アイドルってもっと「タイガー! ファイヤー!」とか騒げる曲が多いじゃないですか。でも、そのぶん他のアイドルとは全然違っているし、差別化できているんじゃないかと思います。
――自らバンド演奏するアイドルっていうのも、かなり独特な立ち位置ですよね。
KAORU:私、最初からベースを弾きたかったわけじゃないんですよ。消去法みたいな感じで、パートも決まりましたしね。ギターのMISAKIとキーボードのRIYOは経験者で、KANAもドラムを触ったことがあるということだったので。だから正直言って最初はベースが好きっていうわけでもなかったけど、今はいろんな音楽を聴くようになったし、自分で楽譜とか買って研究するようににもなったし、ベースを弾くのが楽しくて仕方ない! 向上心がどんどん上がっている状態です。
――今後の目標を教えてください。
MISAKI:私たちの最大の強みは、バンド演奏だと思うんですね。バンドを始めたことによって自分たちで音楽を作り出すことの楽しさを知ったし、それをたくさんの人と共有していきたいというのが今の夢です。実はファンの人からも、「いつもライブで楽しそうにしているね」って言われることが多くて。LONDON BLUEで楽しい気持ちがどんどん広がっていったらなって思います!
<取材・文/小野田衛 撮影/石川真魚>
【青木秀樹】
Hysteric Glamorのギタリストを経て、1989年にカブキロックスを結成。人気テレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国(通称・イカ天)』に出演し、禍々しいビジュアルで視聴者にショックを与える。メジャーデビューしたカブキロックスはシングルヒットも飛ばすものの、青木自身は90年にLOVE MISSILEを結成。THE YELLOW MONKEY、すかんち、マルコシアス・バンプとともに「グラムロック四天王」と称された。現在はカブキロックスを再結成させつつ、自身のバンドLOVE ME DOでも活躍。アイドルグループ・LONDON BLUEには、楽曲提供のみならず立ち上げ時のコンセプト決定から携わっている。なお、カブキロックスのメンバーとしては「青木秀麻呂」名義になる。
【LONDON BLUE】
UKロック、バブルガムポップ、R&Rをベースに、歌謡フレーバー漂うキャッチーな楽曲を展開するアイドル。ワンマンライブでは自ら楽器を演奏をすることも多い。メンバーはMISAKI(VO & G)、KAORU(Ba)RIYO(Key)、KANA(Dr)の4人。ルックスレベルが高く、MCでのぶっちゃけトークも面白いとアイドルファンの間で注目され始めている。公式HP:http://londonblue.jp/
■柚木美咲(MISAKI)生誕ワンマンライブ~My music~
日程:2016年11月6日(日)。開場18:00、開演18:30
場所:代々木Barbara
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
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『We are LONDON BLUE』 ダンス&ボーカル&バンド噂のロンドンブルー、待望の1stフルアルバム! ![]() |
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