恋愛・結婚

兄の婚約者がまさかの元カノ!初恋の思い出がブチ壊された夜

 女性に比べて男性は、元カノとの思い出を大切にしている人が多いと言われるが、それはあくまで彼女との関係が完結しているから。これが、望まない形で再会してしまったら――。

高校時代の彼女と再会した場所は…


 4年前の正月、兄の婚約者に挨拶するために久々に実家に帰省した塚原治さん(仮名・30歳/広告代理店社員)は、そこで16~20歳の4年間付き合っていた元カノに運命の再会を果たす。なんと、彼女こそが兄の婚約者だったのだ。

兄の婚約者「家族全員、彼女が僕の元カノなのは知っていたのに『どうせなら驚かせてやろう!』って誰も教えてくれませんでした。こんなサプライズなんて必要ないのに!」

 しかも、彼女は事態を飲み込めずにいる彼のことを気にする様子もなく、「久しぶりーっ! 元気そうだね!」と明るく挨拶。兄や両親、彼女の両親は、ビックリしたまま固まってしまった塚原さんを見て、ゲラゲラ笑っていたという。

 家族は、「別れて10年もたってるんだからもう時効」と思ったのだろうか。

「ドラマみたい」と楽しんでる家族たち


「彼女とは遠距離恋愛で、話し合いで別れたので最後まで関係は良かったんです。

 それを知ってか知らずか親父は『当事者がよければそれでいいじゃないか』って自然なまでに受け入れているし、彼女の母親も『まさかこんなホームドラマみたいな展開になるとはねぇ(笑)』と、この状況をちょっと楽しんでいるフシさえあった。

 おかげで気まずく感じている自分が悪者のように思えて、今まで経験したことがない疎外感がありました」

 この日は、そのまま両家交えての大宴会に突入。そこでなれそめを聞かされたのだが、もともと顔見知りで地元に残った2人は何度か偶然顔を合わすうちに仲良くなったという。

 このとき、兄が語った「いつも明るく、仕事で落ち込んでいる時にも励ましてくれた」という好きになった理由に不覚にも共感。彼が高校時代、元カノを好きになったのも「サッカー部の試合で自分のミスで負け、落ち込んでいたのを慰めてくれたから」とほぼ同じものだったからだ。

高校生のカップル「兄貴とは性格的にも似た兄弟だったので、それを聞いて彼女と婚約したのもなんだか納得できました。彼女からも『治くんのお兄さんだったから好きになったのかも。ホントよく似ているよね』って言われましたしね」

兄の「これで本当の兄弟」という暴言にキレそうに


 だが、兄は塚原さんと違ってデリカシーに欠けるところがあり、それは酒がだいぶ進んだ宴会後半に起きたという。

「かなり酔っていたとは思うのですが、兄貴は僕の肩を抱いて『俺たち、これで本当の兄弟だなぁ』って言いやがったんです。自分に対しても失礼だし、この場ではさすがにまずいだろと思っていたら彼女は『やだぁ、もう~』って照れてるだけだし、両家の親もそのやりとりを聞いて大笑いしているだけ。

 僕も彼女もお互い初めての相手だったのに、キレイな思い出が汚されたような気がしました」

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同級生たちに説明するのがまた大変で…

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