恋愛・結婚

女子大生キャバ嬢に貢いだあげく捨てられたイケメン医師「キモいマザコンと罵倒されて…」

 キャバクラは疑似恋愛をする場所。お気に入りのキャバ嬢を好きになり、付き合ってみたいと思うのが男という生き物だが、小遣いの少ないサラリーマンであれば、本気になる人も少ないだろう。しかし、それなりに稼ぎのある職業となれば、事情は少々異なる。  とはいえ、「女子大生キャバ嬢に、ナメられました、うかつとしかいいようがない」と悔恨するのは有名大学病院に勤務するドクターの長谷川岳人さん(仮名・39歳)。これまで「顔良し、頭良し、学歴良し、職業良し、夜の営みうまし」の5強を誇っていたが、女子大生キャバ嬢から受けた仕打ちによって、プライドもズタズタになったそうだ。ドクターとキャバ嬢の間になにがあったのか……。 キャバ嬢

意中のキャバ嬢を射止めたドクターだったが…

「研修員時代から通っていたキャバクラに、好みのタイプの20歳の女子大生が入店したんです。少し生意気なところが可愛い。特別に綺麗なわけではないけど、男心をそそるんですよ。客で別の医者と競争して、とうとうゲットした時は、スカッと気持ちよかったなあ」  29歳の時に常連として通っていたキャバクラで、まさか好みのタイプと付き合うなんて信じられなかったという。親から譲ってもらった不動産収入もあったので、勤務していた大学病院の薄給でも、女子大生キャバ嬢にプレゼントを買ってあげたり、高級店でご馳走したりなど、経済的な余裕が十分あった。 「付き合ってから1年後くらいに一緒に香港旅行に行こうという話になって。いつも僕がご馳走をしているので、香港旅行ぐらいは彼女が払えると思ったんです。10年前は格安でしたからね」  ところがうっかりチケット代を女子大生キャバ嬢に払ってとお願いしそびれた。そのため旅行会社から支払いの問い合わせを受けた彼女は、ヒステリックな電話をかけてきたという。 「『どうして私に黙っていたの』ではなく、『どうして私が払わなければならないの』と怒るから、『君はキャバ嬢で稼いでいるでしょ』と言った途端に、彼女がぶちキレてしまって。電話もそのまま切れました」  長谷川さんは、彼女の怒りが全く理解できなかった。キャバクラに通うたびに指名するので、指名料も入るし、しかもデート代はいつも自分持ち。だから格安チケットの香港旅行ぐらい、払ってくれてもいいだろうと思っていた。ところが……。 「メールしても『ケチ男!』の連発。しかも旅行をキャンセルして、そのキャンセル料を自分に指定してきたので、旅行会社から支払い通知が届いてしまった。旅行にいかずに払うなんて、まったくもってナンセンス」  とうとう立腹して彼女のマンションを訪ねるが、門前払い。しかもマンションに置いてあった長谷川さんの下着や私物を、彼女が全部捨ててしまったとわかる。 「逃げるつもりだと察知すると、いたたまれなくなって、キャバクラに出かけて指名するんですが、どうやら彼女が店に『DVされた』とか嘘をついていたため、指名しても席についてくれないんです」
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彼女はいつしか店から去り…
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コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪

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