恋愛・結婚

田舎のヤンキーだった過去は隠せるか? 彼女と里帰りして大クラッシュ!

 誰しも封印したい過去の1つや2つくらいあるもの。彼女や奥さんにも隠している人は多いはずだ。

 会社でプロジェクトリーダーとしてスタッフを束ねる林敬雄さん(仮名・38歳・既婚/中堅ゼネコン社員)は、2人の娘を溺愛するよき父親。3歳年下の妻ともいまだに仲睦まじいが、結婚前は“ある秘密”を抱えており、打ち明けられずに悩んでいたとか。

親子

写真はイメージです

暴走族の親衛隊長だった過去を、彼女にはひた隠し…


「若いころ、ヤンチャしていた時期があるのですが、彼女は大の不良嫌い。彼女の弟が同じ学校のヤンキーにいじめられて不登校になった経験があるそうです。バレたらフラれると思い、怖くて言い出せませんでした」

 元ヤンでも成績優秀で、大学進学後は不良の道から足を洗ったそうだが、実は暴走族の親衛隊長を務めていたことも。ケンカで補導歴もある。まるで『サラリーマン金太郎』のような経歴だ。

「彼女を両親に紹介することになったのですが、実家には私の不良時代の思い出の品が残っており、彼女の目に触れないように隠さなければいけませんでした。
 で、彼女が来る前日に実家に戻り、両親と妹に口裏を合わせてもらうように頼んで、部屋にあった不良時代の思い出の品々を隠していました」

ヤンキー 特攻服姿の写真や木刀が飾られているヤンキー臭漂う部屋を徹夜で普通の部屋にリフォーム。ところが、証拠の隠蔽ができたと安堵したのもつかの間、いきなり秘密がバレそうになったという。

「翌日、彼女を最寄り駅まで迎えに行き、駅前に停めて会った車に乗ろうとした際、悪羅悪羅(オラオラ)系の若者3人が私のほうに向かってきたんです。『なんでこんな日に!』という気持ちと焦りで心臓はバクバクでした(苦笑)」

 だが、輩3人組が発したのは、「先輩じゃないッスか。お久しぶりッス」という挨拶の言葉。なんと暴走族時代の後輩だったのだ。

「最悪でした。これなら知らない連中に絡まれたほうがどれだけマシだったか。彼女には『ち、中学時代の部活の後輩なんだ』と言いましたが、動揺しすぎて声がうわずってしまいました。明らかに挙動不審だったと思います」

実家のクローゼットを開けたら特攻服


 その後、向かった実家では家族の協力もあり、不良を匂わす話は出なかったが、挨拶後に彼女が「ノリ君(林さん)の部屋が見たい」と一言。想定内の事態だったとはいえ、ここで次なる危機に見舞われることに。

「『アルバムを見たい』と言われたのでクローゼットを開けたのですが、特攻服をかけてあったのを忘れていて……。幸い彼女には見られませんでしたが、“喧嘩上等”など中二病としか思えないフレーズが刺繍で大きく入っていたので、見られたら一発でアウトでした」

 しかし、ピンチはまだまだ続く。アルバムを眺めている彼女から「学ランの丈、短くない?」との指摘が入ったのだ。

「『しまった!』と思いました。特攻服姿の写真は隠したのですが、中学と高校の制服姿の写真はそのままアルバムに入れたままだったんです。
 私も友達も多くは短ランやボンタンなど変形学生服を当たり前のように着ていたので、言われるまで気がつかなかった。とっさに『い、田舎の学校はこんなもんだよ』と言いましたが、全身冷や汗ダラダラでした」

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元ヤン仲間との飲み会に、彼女が「行きたい」と…

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