恋愛・結婚

「手首を切る…」と号泣電話してくる女性起業家に振り回された男の顛末

 華やかに見える起業家だが、ストレスと不安から、ちょっとおかしくなることも少なくないと聞く。そんな女性起業家の一人と軽く交際し、振り回されてヘトヘトになった男性の話を聞いた。

 IT会社社長の片瀬英明さん(仮名・40歳)に、5年前に出会った著名な女性起業家から、「リストカットする」などと夜中の電話を受け続けたという。なぐさめ役だった片瀬さんの、トホホな顛末とは――。

女性経営者

以下、写真はイメージです

夜中に泣いて電話してくる、バツイチ女性起業家


「ビジネス雑誌で優秀な女性の一人と表彰された女性起業家・浜田美由紀さん(仮名・30代)と、5年前に経営者の会で知り合いました。後日、美由紀さんは不倫が元で夫から離婚をされ、子供の親権まで奪われたことを知ったのです」(片瀬さん、以下同)

 片瀬さんは直接彼女から、離婚のいきさつを聞いた。不倫相手と再婚する予定だったが、美由紀さんが離婚した直後に、相手の妻が難病になってしまったという。不倫相手の男は「バチが当たった…」と悩み、再婚が絶望的になったのだ。

「美由紀さんはショックを隠しながら、社長業をこなしていました。そのためだんだん精神的に不安定になっていったのです。飲めない酒を飲み、さらに睡眠導入剤を飲んでも眠れないと夜中に泣いて電話をかけてくるのです。しかも『これからリストカットする』と泣きじゃくるので、深夜3時、4時まで電話で慰めることもしょっちゅうでした」

夜の電話 片瀬さんが慰めようとして、「これから君の部屋に行く。抱いてあげるから、安心して眠っていいよ」と申し出ると、「不潔」と罵られ、電話を切られる。だが一週間もしないうちに、また電話がかかってきて「リストカットする」と騒ぐ。

 片瀬さんは何度も電話を切ろうとしたが、そのたびに「これから死ぬ」と大声で泣く。「脅しているのか」と尋ねると、「だって、あなたが優しくないから」と甘えたような声で言う。

 そこで「そばにいてあげる」と言うと、「カラダ目的なの!?」と罵る。

経営者仲間に、彼のことを吹聴していた


 その繰り返しにほとほと困り果てたある日、経営者の会で一緒に美由紀さんとランチをした不動産会社社長が、「ここだけの話だけど…」と突然電話をかけてきたそうです。

「彼女とまずいことになっているの?」とに尋ねられて、驚いた片瀬さんは慌てて「深夜に電話がかかってくるので、なだめているだけです」と答えた。

 すると、「彼女が周囲に『電話で泣くと、ほっとけない男が相手をしてくれる』と、あなたのことを吹聴しているから、気を付けたほうがいいよ。ああいう女性は、なんていうか、魔性なんだ」と不動産会社社長。片瀬さんとは真逆で、社交的で恋愛経験が豊富な社長の“魔性”という言葉に、片瀬さんは思わずゾッとした。

「優しい片瀬さんにつけこんで甘えているんだよ。僕なら『お前は何様だ!』と怒るけどね。まあ、気をつけてよ」

 不動産社長の忠告に感謝した片瀬さんは、「最大30分なだめたら、電話を切る」と決めた。でも、また夜中に「死にたい」電話がかかってくると、ついつい見捨てられなくて、深夜3時まで相手をしてしまう。

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急に連絡が取れなくなった彼女の仕打ちとは…

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