松本人志が考える常識を超えた“究極のお笑い”とは?
日刊SPA!でも第一報を紹介した松本人志×Amazon Prime Videoが仕掛ける新番組の内容が明らかになった。タイトルは『FREEZE(フリーズ)』。「今年最大の悪だくみ」というキャッチフレーズで9月19日から配信がスタートした。
番組について松本は
「とにかく動かない。笑わないのは当然。驚いたりとか、そういうのも一切ナシ」
「笑いというものは、緊張の緩和。これの最たるもの」
「(お笑いが)もっと次の世界に行くと、こういうことになる」
とコメント。
番組は「FREEZE=動かない」というタイトルの通り、密室に集められた参加者が用意された数々の仕掛けに耐えて、最後まで「動かない」人が優勝するというルールだ。
密室に集められたのは岩尾望(フットボールアワー)、くろちゃん(安田大サーカス)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、藤本敏史(FUJIWARA)の芸人達に加えて、鈴木奈々、ダイヤモンド✡ユカイ、ボビー・オロゴン、諸星和己の8人。キワドイ笑いで話題を呼んだ同じく松本×Amazonの『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』では、芸人たちが「笑ってはいけない」というルールのもと、サバイバルを繰り広げたが、『FREEZE』では、笑うのはもちろん反応してリアクションするだけでもNG。最後までひたすら「動かない」人が賞金100万円をゲットする。
芸人以外からもメンバーを集めた理由について、松本は「世界で1番おもしろい人は実は2番目で、本当に1番おもしろい人は何もしない人かもしれない。そこには絶対に笑いがある」と明かす。「フリーズと叫んだら動いてはいけない。それだけを守ってくれたら優勝です。何もしない人が一番。何もしないで100万円ですよ。相当おいしい仕事です」
「動かないだけで、普段ならギャラ泥棒と呼ばれる人が優勝ですから」(松本)ということで、芸人以外のメンバーも参加。笑いに敏感な芸人たちにとって彼らは思わぬ強敵となりそうだ。
「お笑いサバイバル」というアイデアでファンを魅了してきた松本が発想を180°転換して手掛ける”究極のお笑い”に注目したい。
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<取材・文/日刊SPA!編集部>
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