「ミニPS」に「3/4縮小アーケード筐体」 年末商戦は“ミニ化復刻”がアツい!
同じく東京ゲームショウに出展されて話題になったのが、3/4に縮小された家庭用アーケードゲーム機「ARCADE1UP」。ミニというには高さが約116cmでかなり大きいですが、こちらもミニ復刻ブームの枠組に入れてもいいでしょう。業務用のアップライト筐体を家庭用にアレンジしたもので、17インチ液晶で懐かしのゲームが遊べます。
名称:ARCADE1UP(全3機種)
発売日:2018年12月
価格:5万8000円(税抜)
電源:日本仕様ACアダプター(同梱)
筐体サイズ:W483mm×H1163mm×D584mm
筐体重量:約25kg
国内販売はタイトーで、製造元は米国のTastemakers LLC社。第1弾は全3機種、「スペースインベーダー」「パックマン・パックマン プラス」「ギャラガ・ギャラクシアン」が今年12月に発売予定です。
筐体はそのまま届くのではなくキット方式になっていて、家具のように自分で組み立てる必要があります。少し手間がかかりますが、組み立て動画や自分流にデコる&カスタムする動画も人気が出そうです。電源は日本仕様のACアダプターになっていて、家庭用のコンセントで遊べます。
税抜5万8000円は気軽に出せる金額ではないものの、インテリアや部屋に飾るアート品と考えたら安い部類に入るのではないでしょうか。ゲーセン風の部屋を作ったり、アメリカンテイストなリビングに仕立てたり……。これは大人買いを誘いますね。
コンシューマのハード以上にアーケード筐体に思い入れがあるという人は多いはず。『ストII』の対戦台や『ダンスダンスレボリューション』『ポップンミュージック』『ロイヤルアスコット』……そうした筐体がほどよいサイズとなって今後家庭用に復刻されていく可能性は十分あります。新しい市場が開拓されていきそうです。
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―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も 1
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