更新日:2020年06月07日 10:50
デジタル

「ゲームギアミクロ」は色ごとに中身が違う!? 4色のなかでオススメは…

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

 6月3日に突如として、セガゲームスから復刻ミニ化レトロゲーム機「ゲームギアミクロ」が発表されました(発売日は2020年10月6日)。ゲームギアはもともと、当時ブームだった任天堂のゲームボーイを追う形で1990年に発売されたセガ唯一の携帯ゲーム機。カラー液晶ディスプレイ(3.2インチ)を搭載し、別売のTVチューナーパックを付けると携帯テレビとしても使用できるのが斬新でした。  ゲームギアミクロの発表を受けてSNSでは「懐かしい!」「小さくて可愛い」との声もあったものの、1.15インチというあまりにミクロな画面に「老眼にはきびしい」「オリジナル版の見づらさまで再現しなくていいのに……」といったツッコミも目立ちました。

「ゲームギアミクロ」の公式サイト

 簡単にスペックをまとめると以下のようになります。 ◆ゲームギアミクロ 本体サイズ:幅約80㎜×高さ約43㎜×奥行約20mm 画面サイズ:1.15インチ 電源:単4形アルカリ乾電池2本(※USBマイクロ端子での電源供給可能) カラバリ:4色 ソフト:プリインストール形式(各色ごとに異なるソフト4本) プレイ人数:1人 発売日:2020年10月6日 価格:4980円(税別)  本体はフリスクのケースほどで、まさに「ミクロ」という名に恥じないサイズ。それに伴って画面も1.15インチと極小です。ソフトウェア部分の開発は、メガドライブミニも成功させた有限会社エムツーが担当しています。

手のひらに余裕で乗る極小サイズ!

 プリインソフトは4本で、ソフトの差し替えはできません。少し変則的なのは、4色が同時発売され、各色で内蔵ソフトが異なる点。すべてを購入するなら別として、どれかひとつを買うとなるとかなり迷うのではないでしょうか。
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内蔵ソフト紹介! どれを買う?
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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