意外と多い“元サラリーマン”俳優。阿部サダヲ、佐々木蔵之介…福山雅治も!?
10月12日から公開が始まった映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』主演の阿部サダヲは、会社員の経歴の持ち主。
10月11日にスタートしたドラマ『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした』(フジテレビ系)の主人公の銀行員役を務める佐々木蔵之介(50)も、サラリーマン経験者だ。
佐々木は大学を卒業後、広告代理店に就職。東京の劇団から客演の依頼を受けて上京するまでの2年半、サラリーマンと劇団員の二足のわらじを履いていたという。
現在では数々の映画やドラマで主演からバイプレーヤーまでこなす彼は、会社員役を務めることも少なくないが、2年半のサラリーマン経験が役作りに生きているだろうことは想像に難くない。
俳優、シンガーソングライター、ラジオパーソナリティなど、広い分野で活躍する福山雅治(49)も、実はサラリーマンとして働いていた過去を持つ。
長崎県の工業高校を卒業すると、地元の電器メーカーに5ヶ月勤務。その後上京するも、すぐに頭角を現したわけではなく、ピザの宅配や材木店など数々のアルバイトも経験していたようである。
映画『ほんの5g』で俳優デビューを果たし、大ヒットしたドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)などで注目を集めた彼に対し、いきなりスターダムにのし上がっていったイメージを持つ方もいるかもしれないが、そうではないのだ。
コミカルな役から極道役まで、幅広い演技で人気の役所広司(62)は、彼の芸名からも連想できる、ある職業に従事していた経験を持つ。
その職業というのはズバリ、公務員。千代田区役所の土木工事課に勤めていたというのは有名な話だ。そして、俳優養成所『無名塾』に入塾した際、塾を主催する仲代達矢(85)が、お役所勤めしていたという理由で名付けたのが、「役所広司」という芸名なのである。
この芸名は単なる駄洒落ではなく、「役どころが広くなる」という意味も込められたダブル・ミーニングだという。現在大活躍の役所の姿は、名が体を表していると言えるだろう。
SPA!のインタビューにおいて、家電量販店、運送会社といった一般企業でのサラリーマン時代を語っているが、本人いわく、「その期間は時間が止まっていたんじゃないかというくらい、何もしてなかったし何も覚えていない、なんだかよくわからない時期でした」とのこと。
とはいえ、元サラリーマンと聞くと一気に親近感が沸いてくるもの。そこで今回は、過去にサラリーマン経験のある人気俳優を紹介していこう。
佐々木蔵之介:大学卒業後、広告代理店勤務に
福山雅治:若かりし頃は意外と地元志向だった?
役所広司:芸名にも影響した前職の勤務先は…
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