エンタメ

『相棒season17』4つの見どころ。成宮寛貴さん復帰に高まる期待

見どころ3)甲斐亨(成宮寛貴さん)の芸能界復帰&再登場はあるのか?

 『相棒』の今シーズンの見どころその3は3代目相棒だった甲斐亨(成宮寛貴さん)の“再登場”があるのかという点だ。  シーズン13の最終回で“ダークナイト事件”の真犯人だったことを右京に看破され、逮捕。同時に懲戒免職となっていた。現在はまだ罪を償っている状況と思われるが、その亨を父親である峯秋が回想するシーンが今シーズンの第1話と第2話で登場したことで、『相棒』ファンは歓喜。甲斐享再登場への期待が高まっている。
View this post on Instagram

Here we go #chanelmen #bar#nightout #お出かけします

HiroshigeNarimiyaさん(@hiroshige_narimiya)がシェアした投稿 –


 ただ、そのためには演じる成宮寛貴さんの芸能界復帰が大前提であり、抱えている諸問題をクリアーする必要があるが、もし、成宮さんの芸能界復帰が実現すれば、『相棒』へのゲスト出演を願う声が多数出て来るのは当然。  その際、ドラマ中ではまだ亨は刑務所の中にいる設定となっているハズなので、亨が警察官時代に遭遇した未解決の事件、もしくは婚約者の笛吹悦子(真飛聖)が何らかの事件に巻き込まれる形で、右京に獄中からSOSを送る形になるのではないだろうか。  その際のサブタイトルはズバリ“獄中からの手紙”“獄中からのSOS”でどうだろう。

見どころ4)冠城亘(反町隆史)は、相棒を卒業するのか? まさか殉職?

 今シーズンの見どころ、最後に注目したいのは“冠城亘の去就”である。初代相棒だった亀山薫(寺脇康文)は、シーズン7の第9話まで右京の相棒を務め上げ、歴代最長の在任期間を誇っているが、2代目の相棒・神戸尊(及川光博)と3代目の相棒・甲斐享はともに3シーズンで卒業している。そのため、反町隆史演じる冠城亘も長くて3シーズンだろうと多くのファンは推測していたのだが、現段階でまさかの4シーズン目に突入しているのだ。

 先の3人は事前に卒業することがアナウンスされていたが、前シーズンは最後のほうになっても亘の去就に関する情報が発表されなかったため、制作サイドでは4シーズン目に突入することがすでに規定路線だったのだろう。ちなみに先に放送された今シーズン第4話では内村完爾刑事部長(片桐竜次)と中園照生参事官(小野了)との間で、亘がいつまで右京の相棒を勤め上げられるかという賭けが行われていることが明らかにされている。  4シーズン目に突入した亘は右京のパートナーとして、歴代最長2位の記録保持者となったが、さらにこの記録を伸ばすのか? はたまた今シーズン限りで卒業するのか? 卒業するのなら、どんな形になるのか(薫が退職、尊が人事異動、亨が懲戒免職とそれぞれ違うパターンで特命係を去っている。となれば、もはや刑事ドラマでは定番の“殉職”しか考えられないのだが……)?  以上、4つの注目点を念頭に置いて今シーズンの『相棒』をご覧いただければ、より楽しめるハズである。 <文/上杉純也>
1
2
おすすめ記事