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借金は最初の5万円が人生を狂わせる。“スマホで借りられる”恐怖

 急な出費に追われたときについつい手を出してしまう「借金」。今ではスマホだけで済む便利なサービスが多数登場しているが、気軽に借りた数万円から気づけば“自転車操業”に陥る人が続出している。さらに住宅ローンも抱えれば、もはや破綻待ったなし。借金で安眠もできない人たちの姿を追った。

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借金の「カジュアル化」が加速中。最初の5万円が人生の分岐点に!


 何かと物入りになる季節。ボーナス払いの請求や忘年会やお正月の旅行などによる相次ぐ出費で、借金をしてしまいがちなシーズンでもある。

 個人向けの無担保ローンのなかでも、ここ数年は銀行が提供するカードローンが人気になっていた。簡単な審査で数百万円単位で借りられ、さらに消費者金融のように収入に対する貸付金額の規制がないことから貸付残高が急伸し「消費者金融の融資審査に落ちたのに、銀行カードローンでは借りられた」なんて“逆転現象”も起きていた。

 しかし、昨年からは多重債務の温床になるとの批判が高まり、ここに来て銀行の融資スタンスにも変化が起きているという。元金融マンで借金に関する情報&相談サイト「借金道」を運営するシロウ氏は、次のように話す。

「金融庁の指導もあって、各銀行ともカードローンの広告を控え気味です。以前は『貸付残高倍増を目指す』とか発表していたのに、今は貸付残高すら発表しません。そのせいか、以前に比べると借りにくくなっている印象ですね」

 一方で、最近は消費者金融がよりカジュアルに、スマホだけで借金できる環境を整えつつあるとも。

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ツケや無利息キャンペーンでカジュアル借金の様相

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