成人式を迎える若者が生まれた時代に発売された高級腕時計は今いくら?
ロレックス GMTマスター2 16710
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
1998年当時の定価 約48万円⇒現在の中古最安値90万円以上※
ロレックス エクスプローラー2 16750
1998年当時の定価 約43万円⇒現在の中古最安値50万円以上※
このように、98年当時に販売されていたこれら腕時計は、たとえ定価で買ったとしても値上がりしているのです。
ちなみに、当時は並行輸入の新品が定価よりもずいぶん安く、GMTマスター2については、約34万円(2001年1月)という価格で手に入ったのです。
もちろん、全ての腕時計が値上がりするわけではありませんが、かといって価値が0円になってしまう高級腕時計はほぼありません。ですから、腕時計は資産だといえます。もっとも、家宝として代々受け継ぐ場合は、よっぽどのことがないと売るということにはならないでしょう。ただ、万が一の時に売却できる資産があるというのは良いともいえます。
ですから、成人式という晴れの舞台に、高級デパートで良い腕時計を買ったとしても、資産という意味では、それほど贅沢な買い物でないといえるかと思います。
成人式において、女子には振り袖、男児には高級腕時計という文化は、なかなか粋だと思うのですが、いかがでしょうか。
※2018年12月31日時点で確認できたABランク以上の中古最安値『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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